2010-02-15(Mon): 東京都古書籍商業協同組合 創立90周年記念シンポジウム「滅亡か、復権か−大規模デジタル化時代と本の可能性」を協賛

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お昼に市ヶ谷の大日本印刷を訪れ、常務の森野鉄治さんと面談。森野さんと言えば、昨年頃から大日本印刷が進める様々な出版業界再編の動きをリードするお一人だ。お目にかかるまでは非常に緊張したが、打ち合せそのものはじっくりできた。

この件については、近々発表できる見通し。

・「ブックオフ“改善計画”黒子の大日本印刷が表舞台へ」(産経新聞、2009-06-06)
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090606/biz0906062000008-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090606/biz0906062000008-n2.htm
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090606/biz0906062000008-n3.htm

・「各所で打ち合せの1日」(編集日誌、2010-02-09)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20100212/1265943118

と書いたが、準備してきた企画を公にできるようになった。

2010-04-14(Wed):
東京都古書籍商業協同組合 創立90周年記念シンポジウム「滅亡か、復権か−大規模デジタル化時代と本の可能性」
(於・東京都/一橋記念講堂)
http://www.kosho.ne.jp/symposium/

あいにく平日の開催だが、講演者には、

を予定している。その後のパネル討論会では、古書店を営む中野智之さんを交えて、大規模デジタル化時代において古書は滅亡するのか、復権するのかというテーマを論じる予定だ。講演者の中でも特に森野鉄治さんが、このような公開の場でお話する機会はまだ少ない。貴重な機会となるだろう。なお、このシンポジウムは、一義的には全国古書籍商組合連合会の会員向けの催しだが、200名程度の一般参加席も設けている。参加申込は2月22日(月)から開始する。ぜひお申し込みいただきたい。