2010-10-02(Sat): パネル討論会「岡崎市中央図書館ウェブサーバ事件」から情報化社会を考えるに参加

・「10月2日(土)開催のパネル討論会:「岡崎市中央図書館ウェブサーバ事件」から情報化社会を考えるに参加」(編集日誌、2010-09-24)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20100927/1285517840

で書いたように、

2010-10-02(Sat):
パネル討論会「岡崎市中央図書館ウェブサーバ事件」から情報化社会を考える
(於・愛知県/中京大学 八事キャンパス)
https://www.esd21.jp/news/2010/10/post-1.html

にパネリストとして参加。参加者は80名程度だったろうか。会場を見渡すと、知り合いのライブラリアンも多く、東海・関西地区の国立図書館公共図書館大学図書館の方が全体の2、3割はいたのではないだろうか。

さて、私自身は、

・図書館のための弁明
http://www.slideshare.net/arg_editor/esd2120101002-5352102

と題してまず話をさせていただいた上で、会場質疑をベースにしつつ、パネリスト間でのやりとりとなった。後半のパネリスト間のやりとりでは、大屋さんの議論に対して、違和感を感じていたので、私が質問し、大屋さんが回答するという流れになった。質問したいと思っていた来場者の方には申し訳なかったが、パネル討論会という設定である以上、まあやむをえないところだろうか。

暫定的な自分の結論としては、

・大屋さんの議論を自分自身が十分に理解できていないという自覚がある。
・しかし、どうも腑に落ちないという感覚の疑問があり、納得できていない。
・と同時に、この議論とは別に自分としてはLibrahackさんの名誉回復を急ぎたい。

と思っている。

討論会の間、ハッシュタグ#librahackをつけたTwitterでのやりとりをなるべく見るようにしていたのだが、大屋さんの議論を巡る意見に溢れているのをみていささか驚いた。

Twitter / 検索 - #librahack
http://twitter.com/#search/%23librahack

この件は現時点でも盛り上がっているので、もう少し考えてからコメントしてみたいとも思っているのだが、一つ残念なのは、要は私の力不足なのだろうが、私が提案した意見等がスルーされてしまっていることだ。自分のスピーチの中で私は「図書館協議会の本質的な活用」と題して、元々、図書館の相当なヘビーユーザーでもあると聞くLibrahackさんを岡崎市立図書館の図書館協議会の委員に迎えることを提案した。もちろん、日本的な手打ちを勧めているわけではない。明らかにすべきところは明らかにし、正すべきところは正すという姿勢でLibrahackさんと岡崎市立中央図書館の間でわだかまりがない状態にした上での話だ。

ちなみに、図書館協議会とは以下のように図書館法に定められた機関であり、岡崎市立図書館条例でも設置を定めている。

図書館法
図書館協議会
第十四条 公立図書館に図書館協議会を置くことができる。
2 図書館協議会は、図書館の運営に関し館長の諮問に応ずるとともに、図書館の行う図書館奉仕につき、館長に対して意見を述べる機関とする。

http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S25/S25HO118.html

岡崎市立図書館条例
第9条 図書館法第14条第1項の規定により、図書館に図書館協議会を置く。
2 図書館協議会は、10人以内の委員で組織する。
3 前項の委員(以下「委員」という。)の任期は、2年とする。ただし、補欠の委員の任期は、前任者の残任期間とする。
4 委員は、再任されることができる。

http://www.city.okazaki.aichi.jp/reiki/reiki_honbun/ai50402971.html

終了後、お越しになっていた愛知県の知人と話していたのだが、Librahackさんは大いに傷つけられ、岡崎市立中央図書館も自業自得な部分はあるが、大きく傷ついた。この状況は双方いずれにとっても好ましいことではない。Librahackさんの名誉を回復し、彼が少なくともこの先において心理的・経済的な損失を一切被らないようにするため、そして岡崎市立中央図書館がついてしまった汚名を返上し、失われた名誉を挽回するために何ができるのか、特に既存の制度を活用して何ができるのか、私としてはそのことをもっと考えたかった。

過去と現在においては不幸な状態にあったし、おそらくはいまもあり続ける両者が、むしろこの事件を機に双方ともに名誉を挽回していく仕掛けを自分としては考えていきたい。未来において、あの事件を乗り越えたからこそ、いまの岡崎市の図書館の高いステータスがある。そんなことを言えるようにならないだろうか。そのためにも岡崎市立中央図書館には、まずは、

岡崎市立中央図書館のホームページへの大量アクセスによる障害について
http://www.library.okazaki.aichi.jp/tosho/about/files/20100901.html

に顕著に見られるような保身姿勢を捨ててほしい。事態がここまで来れば、もはや失うものがあるだろうか。頑なな姿勢で守るべきものがあるだろうか。

Librahack:容疑者から見た岡崎図書館事件
http://librahack.jp/
岡崎市立中央図書館
http://www.library.okazaki.aichi.jp/tosho/index.asp

すでにウェブ上に今回の討論会に関する様々な文章があるが、私自身網羅できていないこともあり、またまずは私自身の思いを記録しておきたいので、関連サイト等へのリンクは最小限にとどめている。