国立民族学博物館、「中西コレクションデータベース−世界の文字資料−」を公開

国立民族学博物館が「中西コレクションデータベース−世界の文字資料−」を公開した(公開日不明)。このデータベースは、中西印刷株式会社の前社長・中西亮さんが収集した世界各地の文字資料をまとめたもので、地図と文字の種類から、パピルスや書籍などをみることができる。地図と文字の種類から、利用者がみたい文字資料を絞り込んでいくインターフェースは適切。ただし、画面右下にある「終了」というアイコンをクリックすると、国立民族学博物館のデータベース一覧に移動してしまうのはよくない。これではブックマークや検索結果を通して、「中西コレクションデータベース−世界の文字資料−」を訪れた利用者が驚いてしまう。なお、「制作者の紹介」の欄に、監修、資料分析、データ作成、協力の4点で、このデータベースの作成に寄与した人々の名前が明記してあるのはよい。このようなクレジット表示は、よいいっそう普及してほしいことの一つだ。

・中西コレクションデータベース−世界の文字資料−
http://nakanishi.minpaku.ac.jp/index.jsp?BACK=http://www.minpaku.ac.jp/database.html
国立民族学博物館
http://www.minpaku.ac.jp/