2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧
多忙を極めつつ、過去2年間ほど取り組んできた仕事が一つの節目を迎えようとしている。発行できない日々が続き申し訳ないが、いましばらくご猶予を。
昨年の12月に国立国会図書館で行った講演を文章にした「国立国会図書館への評価と期待」を掲載した「ず・ぼん」11が刊行され、版元のポット出版から一部送られてきた。これまでいろいろな媒体に自分の書いたものを掲載してきてもらったが、やはり活字になっ…
『東京大学法学部白書2003-2004』(東京大学法学政治学研究科・法学部編、東京大学出版会)がまもなく刊行されるという。5250円也。高すぎる。そもそも、このような内容の本を出版する意味があるのだろか。インターネットでの公開を強く望む。 ・『東京大学…
2005-11-11(Fri)に東京国立博物館「博物館情報処理に関する調査研究プロジェクト」公開研究会が開催される。このイベントの情報を東京国立博物館はPDF形式で提供している。不便このうえない。この程度の文書を、わざわざAdobe Readerを起動しなくてはいけな…
いつからなのだろうか、国立情報学研究所学協会情報発信サービスの新着情報が2005年8月以降の新着情報だけになっている。それ以前の履歴がすべて削除されてしまっている。せっかくの履歴なのだから、過去分を削除する必要はないと思うのだが、なぜ削除してし…
国立科学博物館で開催中のパール展が話題のようだ。とはいえ、実際に上野公園まで足を運ぶというのは首都圏在住者でもめんどうなこと。インターネットでもう少し展示内容を食指を動かすような内容で公開してくれるといいのだが……。 ・「パール」展 http://ww…
司書は当然として、生物分類技能検定有資格者や準自然分類学者(パラタクソノミスト)といった分類に関わる資格があるが、他にはどのようなものがあるのだろうか。 ・準自然分類学者(パラタクソノミスト) http://nature.sci.hokudai.ac.jp/taxonomy/ ・生…
最近買った本。 『インターネット・コミュニティと日常世界』(池田謙一編著、志村誠・小林哲郎・呉國怡著、誠信書房、2940円) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4414301645/arg-22/
今日から東京国際映画祭。会場でレッドカーペットを敷いている準備風景はみたのだが、ゲストが実際に歩いているところはみられなかった……。 ・東京国際映画祭 http://www.tiff-jp.net/
漢字文献情報処理研究会の会誌「漢字文献情報処理研」6が発行された。巻末の書評に「『季刊・本とコンピュータ』が残したもの」を寄稿。お読みいただければ幸い。 ・「漢字文献情報処理研」6 http://www.jaet.gr.jp/jj/6.html ・漢字文献情報処理研究会 http…
数日前に学芸員の個人サイトの話をしたが、博物館や美術館のサイトに話を広げると、展示会のサイトがどうもぱっとしない。ポスターをそのまま引き伸ばしたような薄い印象のサイトばかりではないか? サイトをみて、思わず現地に足を運びたくなるような、そう…
昨日紹介したブログ本は版元が朝日新聞社。朝日新聞はIT系に関心があるのか、関心がないのか、ちょっとわかりにくい。IT分野に明るい記者がいるというイメージもあまりないが、どういう人がいるのだろう。とはいっても、新聞の記者と出版局の編集者は基本的…
最近買った本。とりあえず積読。 ・『ブログ 世界を変える個人メディア』(ダン・ギルモア著、朝日新聞社、2205円) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022500174/arg-22/
研究者に限らず、個人発信の学術サイトに注目してきたが、自分のなかで抜け落ちている感じがするのが、学芸員という存在だ。これは私が関心を持ってこなかったということではないように思う。そうではなく、学芸員が個人の立場で発信しているサイトがあまり…
個人サイトを持ち、自分で管理している方で最高齢の方はどなただろうか? 下世話な話ではあるが、70代前後の方々のサイトを最近ポツポツとみかけるようになったので、ふと気になる。私の知る限りでは、1931年生まれの富永健一さんが最高齢なのだが、富永さん…
本の執筆はそこそこ順調に進行している。書きながら、あらためて思うことは、多くの先達の存在があってこそ、いまの自分の存在や活動があるということ。私は研究者ではないが、それでも"Stand on the shoulders of giants"(巨人の肩にのって)、いまの自分…
と、書いた翌日に地質図ライブラリーのサイトが公開されていた。サイトの出来は、まだまだ貧弱なものだが、これからに大いに期待。 ・地質図ライブラリー http://www.gsj.jp/Lib/library/ ・地質調査情報センター http://www.gsj.jp/
独立行政法人産業技術総合研究所の地質調査情報センターが「地質図ライブラリー」を開設し、公開した。旧地質調査所の時代から、100年以上に渡って、収集してきた資料を収めているという。すごい。ただ、問題は所在地がつくば市という点だろう。早くインター…
日本学術会議が会員の若返りを図り、体制を一新したことがニュースになっている。日本学術会議は、1949年に設立された日本の科学者の内外に対する代表機関。日本学術会議の新しい体制の在り方に関する懇談会が最終報告書を出すなど、最近は改革の流れがいち…
東京神学大学の松永希久夫名誉教授(前学長)が亡くなった。72歳。直接、教えを受ける機会はなかったが、大学がキリスト教系だったため、『歴史の中のイエス像』(NHKブックス、966円)を読んだことを思い出す。 ・東京神学大名誉教授、前学長の松永希久夫さ…
「漢字文献情報処理研究」第6号が刊行される。私も「『季刊・本とコンピュータ』が残したもの」という書評を寄稿している。字数の制約上、原稿からかなり削ったものとなっているので、自分としては満足できる内容ではないのだが、やむをえないか……。いずれ拡…
「研究業績」という言葉をよく聞く。だが、あらためて考えてみると、この言葉は厳密に定義されているのだろうか。「研究業績」の定義が知りたい。研究者の方々が自分の研究業績をまとめる際は、どのような定義にしたがっているのだろうか。査読や審査の有無…
統合から1週間が経った富山大学、日本原子力研究開発機構、三菱UFJフィナンシャル・グループだが、富山大学と日本原子力研究開発機構は統合前の各機関のサイトを残し、三菱UFJフィナンシャル・グループは、三菱東京フィナンシャル・グループとUFJホールディ…
コンピュータ利用教育協議会(CIEC)でインタービューを受ける。会誌「コンピュータ & エデュケーション」に掲載される予定。 ・コンピュータ利用教育協議会(CIEC) http://www.ciec.or.jp/
「情報の科学と技術」55-10(情報科学技術協会)の特集は「学術情報リポジトリ」。なかなか充実した特集となっている。なかでも高木元さんの「研究者にとってのセルフアーカイビング」が、GNUフリー文書利用許諾契約書に基づく形で掲載されているのが目を引…
先日紹介した本が出版されたようだ。 ・『出版流通合理化構想の検証』(湯浅俊彦、ポット出版、2940円) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4939015807/arg-22/
国民生活センターのサイトが公開10周年を迎えたという。過去10年の変遷が年表形式で紹介されている。特に10年前の公開当初のトップページをみることができる。この夏に同じく10周年を迎えた朝日新聞社のasahi.comといい、ちょうど10年前、Windows95が一種の…
千田大介さんが監訳した『Chinese Culture Review 中国文化総覧』の第1巻、第2巻が刊行された。版元は好文出版。日本語版では、原書で割愛された項目が大量に復活しているなど、単なる翻訳にとどまらない意欲的な出版となっている。 ・『Chinese Culture Rev…
独立行政法人文化財研究所東京文化財研究所が研究員を募集している。職務内容が、「独立行政法人文化財研究所東京文化財研究所が行っている美術に関する調査・研究、及びそれらに基づく資料の作成と公表、文化財に関するデジタルアーカイブの構築と運用」と…
日本スリービー・サイエンティフィック株式会社というドイツの人体模型や医学教材のメーカーからメールをいただき、同社が発行しているメールマガジン「毎日2分でサクサク読む医療・健康ニュース」の存在を知る。コンスタントに発行されており、確かに役立ち…