2005-10-29(Sat):
昨年の12月に国立国会図書館で行った講演を文章にした「国立国会図書館への評価と期待」を掲載した「ず・ぼん」11が刊行され、版元のポット出版から一部送られてきた。これまでいろいろな媒体に自分の書いたものを掲載してきてもらったが、やはり活字になったものをみるとうれしい。ぜひご購入いただければ幸い。「Copy & Copyright 複写と著作権」を運営する末廣恒夫さんの「書籍・雑誌への貸与権の適用と図書館」や版元であるポット出版の沢辺均さんの「どこかに[右翼と左翼]という図式でモノを考えてたところがあったんだと思う」が秀逸。特に船橋西図書館で起きた蔵書破棄事件に対して、「図書館とメディアの本」をうたう「ず・ぼん」がとった姿勢を厳しく自己批判した沢辺さんの一文は身を正させられる。一冊2100円と決して安くはないが、ぜひお買い求めいただきたい。
・「ず・ぼん」11
http://www.pot.co.jp/pub_list/pub_book/ISBN4-939015-82-3.html
・「ず・ぼん」
http://www.pot.co.jp/zu-bon/
・Copy & Copyright 複写と著作権
http://members.at.infoseek.co.jp/copy_and_copyright/