2007-04-13(Fri): 雑誌「科学」の特集「〈検索〉の未来」

岩波書店の雑誌「科学」2007年3月号の特集は「〈検索〉の未来」。内容は以下の通り。

  • 高野明彦「検索から連想へ−−情報を発想力に変換する連想エンジン」
  • 大久保公策「生命科学データベースの現状と課題−−パラダイム転換の最後のバリア」
  • 三浦均「google活用法−情報を原理とする世界へ」
  • 姫野龍太郎「次世代スーパーコンピュータにかける夢」
  • 鎌谷直之「医学における検索−多様性の科学の重要性」
  • 池原悟「日本語語彙大系とその後」
  • 田中利幸「検索と確率モデル」
  • 植月献二「国立国会図書館のインターネット情報の保存事業−電子図書館サービスの一環として」
  • 馬渡峻輔「モノは情報にまさる−分類学という自然認識から」
  • 山本浩幾「浮世絵閲覧システムについて」

・「科学」77-3(2007年3月号)
http://www.iwanami.co.jp/kagaku/KaMo200704.html

なかでも大久保公策さんの「生命科学データベースの現状と課題−−パラダイム転換の最後のバリア」は、頭文字表現に依存したデータベースの命名法を批判しており興味深い。