国立国会図書館のCurrent Awareness Portal、公開1周年

国立国会図書館のCurrent Awareness Portalが公開1周年を迎えた(2007-03-28)。一連の取り組みは、

・筑木一郎「図書館ニュースを届ける:カレントアウェアネス-Eの編集経験とカレントアウェアネス-Rへの道のり」(本誌第251号、2006-08-06
http://blog.mag2.com/m/log/0000005669/107562655.html
・上田貴雪、村上浩介、筑木一郎「図書館の「いま」をどのように伝えるか−国立国会図書館の「Current Awareness Portal」の試み」(「情報管理」49-5、2006-08-01)
http://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/49/5/49_236/_article/-char/ja

に詳しいが、これだけの取り組みを1年間継続してきたことをまず讃えたい。特に「カレントアウェアネス-R」は、この1年で代表的なニュースサイトに成長している。ニュースの速報性と網羅性においては、圧倒的な存在になっている。今後は「カレントアウェアネス-R」で速報したニュースがどのように受けとめられているのか、つまり評判情報を取り込んでいってほしい。トラックバックの受付やブログ検索エンジンの活用で、これらの課題は実現できると思われる。ぜひ引き続き積極的な取り組みをお願いしたい。

・Current Awareness Portal
http://www.dap.ndl.go.jp/ca/
・「当サイト、試験公開から1周年!」
http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/car0/index.php?p=33
国立国会図書館
http://www.ndl.go.jp/