花園大学国際禅学研究所、漢字フォント「花園明朝」を公開

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花園大学国際禅学研究所の漢字処理研究室が漢字フォント「花園明朝」を公開した(2007-11-20)。

・花園フォント
http://fonts.jp/hanazono/
・漢字処理研究室
http://kura.hanazono.ac.jp/kanji/
花園大学国際禅学研究所
http://iriz.hanazono.ac.jp/

また、漢字フォント共同開発システムであるGlyphWikiも公開されている。

・GlyphWiki
http://glyphwiki.org/

同様の漢字フォントの無償配布として、情報処理推進機構のよるIPAフォントの配布があるが、「花園明朝」は無償提供に加えて、利用者がさらなるフォントの開発や加工することを認めている。つまり、利用の自由を保障した真にフリーな形式で提供されている。

・「高品位日本語フォント「IPAフォント1」の一般利用者向け無償配布を開始」(情報処理推進機構、2007-10-01)
http://www.ipa.go.jp/about/press/20071001-2.html
・一般利用者向けIPAフォントのダウンロード
http://ossipedia.ipa.go.jp/ipafont/

このほか、「花園明朝」の意義や開発に至るプロセスについては以下の記事に詳しい。

師茂樹「自由フォントの開発にご協力を」(「漢字文献情報処理研究会メールマガジン」132号、2008-01-01
http://archive.mag2.com/0000083458/20080101210000000.html
・「「花園明朝」公開!」(もろ式:読書日記、2007-11-21)
http://d.hatena.ne.jp/moroshigeki/20071121/1195611746