2008-05-14(Wed): 知りたいこと−国際博物館の日の起源と東北大学に金属材料研究所が設置された経緯

気になっていることが2つある。ご存じの方がいらっしゃればご教示いただきたい。

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毎年5月18日は国際博物館会議(ICOM)が制定した国際博物館の日。各地の博物館でも入場料の優待や特別企画が予定されている。さて、この国際博物館の日だが、そもそもなぜ5月18日という日が選ばれたのだろうか。

・国際博物館の日
http://www.kahaku.go.jp/event/2008/04museumday/
ICOM(国際博物館会議)日本委員会
http://www.museum.or.jp/icom-japan/
ICOM(International Council of Museums)
http://icom.museum/

ある方があるメーリングリストで投げかけていた疑問なのだが、私も気になっている。

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もう一つ。これも知り合いの疑問に端を発しているのだが、東北大学は材料工学のメッカとして知られている。その理由は

東北大学金属材料研究所
http://www.imr.tohoku.ac.jp/

が設置されたことにあることはわかる。当時の経緯は、

東北大学金属材料研究所 - 沿革
http://www.imr.tohoku.ac.jp/jpn/about/enkaku/

に詳しい。

金属材料研究所が誕生した頃の日本では、第一次世界大戦の影響で外国からの物資の輸入が極度に制限され、ことに化学薬品や鉄鋼の自給の必要に迫られていました。そのため1915年8月に、東北帝国大学理科大学に併設された臨時理化学研究所に不燃性セルロイドの研究を目的とする第1部が、続く1916年4月に、鉄鋼の研究を目的とする第2部が本多光太郎博士を研究主任として発足しました。ほどなく本多光太郎博士はKS磁石鋼を発明しました。このことが、以来80年以上にわたり、本研究所が我が国における金属研究の中心的存在として数多くの業績をあげ、すぐれた人材を世に送り出す先駆けとなりました。

ただ、これではまだ疑問は解決しない。そもそもなぜ、金属材料研究所の設置先として東北大学が選ばれたのだろうか。その理由を知りたい。

以上、2点。どなたかご教示いただけるとうれしい。