2008-05-20(Tue): オフ会をめぐる妄想(2)

しつこくこのネタで恐縮だが、

・「最終のご案内−ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)オフ会@京都の第2回」(編集日誌、2008-05-17)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20080519/1211127162

を記した後、少し気になっているので少々。

・「オフ会をめぐる妄想−あなたが読んでいるメルマガ/ブログはこんな人も読んでいます」(編集日誌、2008-02-03)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20080204/1202054732

で書いたように、オフ会をやる目的は、

ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)を通して、様々な方々と知り合うことができた。その方々のバックグラウンドは実に多様だ。京都方面に限って考えてみても、国立国会図書館関西館がある関係上、図書館関係者が多いのは当然として、研究者であれば神学、遺伝学、仏教学、言語学、心理学、文学、歴史学、法学、社会学コンピュータサイエンス、図書館学、医学、サイエンスコミュニケーションと様々な分野に広がっている。図書館員や研究者以外にも、印刷会社や出版社にお勤めの方もいれば、主婦の方やリタイア世代の方もいる。

これらの分野や領域には何のツナガリもないようにみえるが、私とつながっているということ、つまりACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)のような媒体に関心をお持ちであるということを通して、実はそこにはツナガリがある。ただ、まだそのツナガリが見えていないのだ。オフ会はそのツナガリの存在を互いに合い知る機会になればいい。有用な情報を掲載するメディアとしてACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)が評価されることもうれしいが、それ以上にうれしいのは、まだ見ぬ誰かと誰かが出会っていく媒介としてACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)が重宝されることだ。

といったところにある。

それだけに、たとえば、

5月27日
情報歴史学ゼミで国立国会図書館 関西館の見学ツアー
実はこの企画は、1回目のARGオフ会で国会図書館の方に直接お願いしたことで実現。

・「これからのイベント」(もろ式: 読書日記、2008-05-08)
http://d.hatena.ne.jp/moroshigeki/20080508/p1

といった話を聞くと嬉しくなる。

ただ、別にすぐに何かの効果や結果が生まれなくてもいい。さらにいえば、別に直接的な効果や結果が生まれなくてもいい。要はふだん接することがない人間同士が、ただ同じメールマガジンやブログを読んでいるということを共通点にして、会ってみればそれでいい。見知らぬ他者と出会う時間を持つ機会となればそれでいい。

ということで、もしまだ迷っている方がいれば、気軽に参加してみてほしい。ちなみに現時点では10名強の参加者がいる。職業、性別、年代はさまざまだ。他の参加者と比べて、自分は肩身が狭いと思うこともない。ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)の読者であるなら、なによりもまず私があなたに会ってみたいのだから。