2008-06-05(Thu): NIIオープンハウス1日目−オープンハウスの意義

今日から2日続けて、

2008-06-05(Thu)〜2008-06-06(Fri):
国立情報学研究所(NII)オープンハウス
(於・東京都/学術総合センター
http://www.nii.ac.jp/openhouse/

が開催。自分も明日はワークショップ「CiNiiのいま、これから」で話題提供をする予定だが、今日はポスター展示を担当。同時に他のブースの展示も見てまわる。新たな気づきと出会いの多い一日だった。国立情報学研究所(NII)に限らず、様々な研究機関がオープンハウスを実施しているが、開催する側の負担は相当なものとも聞く。それはそれで問題として考えなくてはいけないが、オープンハウスという催し自体は続けていってほしい。一つの研究機関の内部で行われている研究の成果にまとめてアクセスできる、その研究を進めている研究者に会えるという機会はやはり貴重なものだ。

また、オープンハウスの効果の一つとして、実は同じ所内の研究者同士の相互理解が進むということもあるのではないか。実際、今日もポスター展示の会場をみていると、他のポスターに熱心に見入り、盛んに質問している研究者もいる。国立情報学研究所(NII)ほど研究領域の広い機関の場合、研究者同士互いにまったく接点がないということもあるだろう。普段は出会うことがまずない研究者同士が出会うことで、新たな気づきを得て、それが自分の研究に影響を与えていくとなれば楽しいことだ。

一つ思いつきだが、所内の研究者による投票に基づいて、優秀ポスターを表彰するといった取り組みがあってもおもしろいかもしれない。