国立情報学研究所(NII)、博士論文のニーズ調査(利用面・発信面)アンケートを開始(2008-05-26)
国立情報学研究所(NII)が博士論文のニーズ調査(利用面・発信面)アンケートを開始した(2008-05-26)。
・博士論文のニーズ調査(利用面・発信面)アンケート
https://cattools.nii.ac.jp/cgi-bin/enq/enquete.cgi/hakuron2008/
・国立情報学研究所(NII)
http://www.nii.ac.jp/
アンケートの実施期間は5月26日(月)から6月20日(金)まで。今回のアンケートは、「国内博士論文の検索・本文の電子的発信・入手等のニーズの実態を把握し、今後の利便性向上を検討するため」に行われ、結果は今後のサービス改善の基礎資料になるという。設問は10門だけであり、数分で回答できるはずだ。ぜひ多くの方に回答してほしい。
ところで、今回のアンケートはこれまで国立情報学研究所(NII)が実施してきたオンラインアンケートの中でもNIIサイト上、空前といっていいほど露出されている。実際、NIIからのお知らせによれば、
- 学術機関リポジトリ構築連携支援事業のニュース
- JuNii+のトップページ
- GeNiiのトップページ
- CiNiiのトップページ、検索結果ページ、書誌詳細ページ
- Webcat Plusのトップページ
- KAKENのトップページ
- NII-DBRのトップページ
- NACSIS Webcatのトップページ
から、アンケートにリンクしているという。調査対象を絞らないオープン形式での利用者調査であれば、これくらいやらなくてはいけないというお手本のように思う。特に主要コンテンツのトップページだけではなく、CiNiiの書誌詳細ページからリンクがあるのはいい。利用者の一連の行動がいったん終息する場面こそ、リンクを置く絶好のシーンなのだ。