2008-07-08(Tue): キャス・サンスティーン著、石川幸憲訳『インターネットは民主主義の敵か−Republic.com』(毎日新聞社、2003年)

インターネットは民主主義の敵か

いまさらながら、

・キャス・サンスティーン著、石川幸憲訳『インターネットは民主主義の敵か−Republic.com』(毎日新聞社、2003年、2000円)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4620316601/arg-22/

を読んでいる。きっかけは、先日の日本社会心理学会シンポジウムでパネリストとしてご一緒した小林哲郎さんの議論のフレームワークとして用いられていたこと。この本の存在自体は知っていたが、ここまで読まずに来てしまっていた。

・「日本社会心理学会シンポジウムで話題提供」(編集日誌、2008-07-05)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20080707/1215358835
・小林哲郎さん
http://research.nii.ac.jp/~k-tetsu/official/content_j.html

いま非常に興奮しながら読み進めているところだが一つ現時点での感想を述べれば、この本を読んだことを前提にウェブプロデューサーの仕事をしている人間で集まって企画の集中検討会をしてみたいということ。サンスティーンが論じている問題を解決するために、どのようなアーキテクチャが考えられるのか、ぜひ意見を交わしてみたいものだ。