国立国語研究所、「病院の言葉」を分かりやすくする提案(中間報告)を発表(2008-10-21)

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国立国語研究所が「病院の言葉」を分かりやすくする提案(中間報告)を発表した(2008-10-21)。

・「病院の言葉」を分かりやすくする提案(中間報告)
http://www.kokken.go.jp/byoin/teian/
・「『病院の言葉』を分かりやすくする提案」の中間報告
http://www.kokken.go.jp/byoin/news/2008/10/news015.html
・「病院の言葉を分かりやすくする提案」ホームページ
http://www.kokken.go.jp/byoin/
国立国語研究所
http://www.kokken.go.jp/

わかりにくいとされる「病院の言葉」を類型化したうえで、各類型を代表する57語について、わかりやすくする工夫を紹介している。挙げられている57語は、以下の通り。

悪性腫瘍、イレウスインスリンインフォームドコンセント、ウイルス、うっ血、うつ病、ADL、エビデンスMRIMRSA、炎症、黄だん、介護老人保健施設ガイドライン、潰瘍、化学療法、合併症、寛解、肝硬変、緩和ケア、既往歴、QOLクリニカルパスグループホーム膠原病、抗体、誤嚥COPD、腫瘍、腫瘍マーカー重篤、ショック、浸潤、腎不全、ステロイド、生検、セカンドオピニオン、ぜん息、せん妄、尊厳死、対症療法、耐性、治験、糖尿病、動脈硬化、頓服、熱中症脳死、敗血症、貧血、副作用、プライマリーケア、PET、ポリープ、メタボリックシンドローム、予後

この中間報告の発表と同時に、報告に対する意見公募(アンケート)も始まっている。

・意見公募(アンケート)
http://www.kokken.go.jp/byoin/teian/enquete/
・中間報告に対する意見公募(アンケート)を実施中です。(平成20年12月1日まで)
http://www.kokken.go.jp/byoin/news/2008/10/news016.html

意見提出の〆切は2008年12月1日(月)。寄せられた意見は来年2009年3月に発表される最終報告と「病院の言葉の手引」(仮称)の参考にされるという。

・「国立国語研究所、「病院の言葉を分かりやすくする提案」ホームページを公開(2008-06-11)」(新着・新発見リソース、2008-07-19)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20080719/1216459991