2009-01-22(Thu): 奈良県立図書情報館で目にした工夫

・「全国公共図書館サービス部門研究集会・近畿公共図書館協議会研究集会で講演」(編集日誌、2009-01-15
http://d.hatena.ne.jp/arg/20090116/1232057666
・「引き続き、 全国公共図書館サービス部門研究集会・近畿公共図書館協議会研究集会に参加」(編集日誌。2009-01-16)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20090119/1232321268

で、

奈良県立図書情報館
http://www.library.pref.nara.jp/

を訪れたわけだが、2日目に館内を見学させていただいた。その際に気付いた素晴らしい工夫を2つ紹介しておきたい。

まずは、申請書類の束を抑える工夫。

この写真からおわかりいただけるだろうか。書類を1枚分だけパウチ加工し、かつ右上部分を斜めに切り取っている。これは賢い! 後ろの書類も取りやすいし、紙束の抑えとしての機能も果たしている。聞けば、職員の方の工夫とのこと。その着想の素晴らしさは実に大したものだ。

もう一つは、館内の各所に貼り出されていた利用者へのお知らせ。

写真にあるように、研究集会があることと、それに伴う施設見学があることを明記し、利用者の理解を求めている。図書館に限らないが、案外こういった気配りはされていないものだ。奈良県立図書情報館が利用者の視線を意識して運営されている証だろう。

奈良県立図書情報館
http://www.library.pref.nara.jp/