2009-12-02(Wed): Wikimedia Conference Japan 2009、その後
・「Wikimedia Conference Japan 2009に参加−基調講演等のセッション開催に協力」(編集日誌、2009-11-22)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20091123/1258968705
を書いた後の記録として。
・「ウィキメディアンのイベント日本初開催、国会図書館長ら講演」(INTERNET Watch、2009-11-24)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/event/wcj2009/20091124_330993.html
・「NHKの報道について」(Um blog:o blog dos pessoais do WCJ 2009、2009-11-27)
http://blog.wcj2009.info/archives/143
・「「辞書学」から見たウィキペディアの課題とは?−Wikimedia Conference Japan 2009」(マイコミジャーナル、2009-11-28)
http://journal.mycom.co.jp/articles/2009/11/28/wcj2009/
前回、NHKによる報道は「正確性に欠け、メディアとしての信頼性を疑う」と書いたが、INTERNET Watchやマイコミジャーナルの報道ははるかに信頼できる、とあらためて思う。NHKのスタッフは長尾さんの講演はもとより、ほぼ終日会場にいて取材していたのだが、その結果、どうして、
国立国会図書館の長尾真館長が「ウィキペディアは誰でも記事を書けるだけに、まちがった記事も多く、学問の世界でそのまま利用することは難しい。便利なサービスだが、利用者は記事の内容を別の文献で再度チェックするなど注意する必要がある」と課題を指摘しました。
というまとめになるのか、やはり不思議に思うし、残念とも思う。当日、撮りためた映像がたっぷりとあるわけで、NHKには、ぜひ誠意を持ってもう一度別の形で番組にしてほしいものだ。