九州大学附属図書館、九州大学科研データベースを公開(2010-04-07)
九州大学附属図書館が九州大学科研データベースを公開した(2010-04-07)。
・九州大学科研データベース
http://mars.lib.kyushu-u.ac.jp/infolib/meta_pub/G0000002kaken
・「九州大学科研データベース公開」(九州大学附属図書館、2010-04-07)
http://www.lib.kyushu-u.ac.jp/research/item_3484.html
・九州大学附属図書館
http://www.lib.kyushu-u.ac.jp/
科学研究費補助金を得て、九州大学で行われた研究成果約2万2000件を検索できる。データは、国立情報学研究所(NII)が運営する
・KAKEN 科学研究費補助金データベース
http://kaken.nii.ac.jp/
を利用しているという。
ただ、どうもよくわからないのだが、KAKEN 科学研究費補助金データベースで「研究者所属機関」に「九州大学」を指定して検索しても、「代表者のみ」をチェックすると約1万5000件、「代表者のみ」をチェックしなくても約1万9000件しかヒットしない。対して、九州大学科研データベースでは約2万2000件がヒットするのだが、この差はどういうことだろうか。
また、このデータベースは、KAKEN 科学研究費補助金データベースのOpenSearchを活用しているのだろうか。
・OpenSearchの検索条件の書式
http://kaken.nii.ac.jp/ja/help/index.html#opensearch-form
科学研究費補助金による研究成果のデータベースは、他にも、
・東北大学 科研費報告書目録データベース
http://www2.library.tohoku.ac.jp/kaken/
・宮崎大学 科学研究費データベース
http://www-db.of.miyazaki-u.ac.jp/kaken/search1.php
・福島大学附属図書館 科学研究費補助金 研究成果報告書全文DB
http://www-db.of.miyazaki-u.ac.jp/kaken/search1.php
等があるが、KAKEN 科学研究費補助金データベースがここまで整備されてきた以上、そろそろ全体での二重投資を避ける取り組みが求められるのではないだろうか。