2010-07-31(Sat): Yahoo! JAPANを退職して丸1年

1年前の今日、10年間勤務したYahoo! JAPANを退職してから丸1年が経った。

・「在職10年・Yahoo! JAPANを退職しました。」(編集日誌、2009-07-31)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20090731/1249046518

その後、2009年9月30日に、アカデミック・リソース・ガイド株式会社を設立する等、この1年間、あれやこれやとやってきた。

・「アカデミック・リソース・ガイド株式会社、法人登記完了」(編集日誌、2009-10-06)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20091008/1254935095

この1年、つくづく思うことは、

・「新しい生活−1週間を経て」(編集日誌、2009-08-09)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20090811/1249977513

で引用した内田麻理香さんの次の言葉が言いつくしてくれている。

仕事(研究)とそうでないもの、そんなものに境界はない。むしろ、境界がないグレーなところから「何か」が生まれるのだと思っています。
(中略)
きっかけになるのは、ぜーんぶ「人」。人から紐づけられるのが、体験だったり、書物だったり、イベントだったりする。それが核になって、新しい「何か」が生まれる……のかもしれない。

・「仕事と非仕事の境界」(カソウケンの科学どき技術どき、2009-08-09)
http://ameblo.jp/marika-uchida/entry-10317214466.html

他方、古巣を巡っては、

・「Yahoo! JAPANの検索サービスにおけるグーグルの検索エンジン検索連動型広告配信システムの採用、ならびにYahoo! JAPANからグーグルへのデータ提供について」(ヤフー株式会社、2010-07-27)
http://pr.yahoo.co.jp/release/2010/0727a.html
・「Google検索エンジンおよび検索連動型広告システムの採用」(Yahoo!検索スタッフブログ、2010-07-27)
http://searchblog.yahoo.co.jp/2010/07/google.html
・「Yahoo! JAPAN のより良い検索と広告サービスのために」(Google Japan Blog、2010-07-27)
http://googlejapan.blogspot.com/2010/07/yahoo-japan.html

と急変が起きている。元同僚たちの心中を思いつつ、健闘を祈るのと同時に、思うことも多い。これについては別に書きたいとは思っているが、なかなか衝撃が大きいだけに筆が進むかどうか。

ただ、広くYahoo! JAPANに関して言えば、

Yahoo! JAPAN Alumni Group | LinkedIn
http://www.linkedin.com/groups?gid=2577055&trk=hb_side_g

をつくり、第1回の同窓会もできたし、別に行っているウェブプロデューサー勉強会等で現役の社員に会うことも少なくない。

・「集え!Yahoo! JAPAN卒業生、 exYahoo! JAPANを結成」(編集日誌、2009-12-11)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20091215/1260885161
・「国立国会図書館講演会「電子図書館の可能性」を聴き、第1回Yahoo! JAPAN同窓会に参加」(編集日誌、2010-07-16)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20100719/1279494432

10年という時間の中でできた縁はやはり大切にしていきたい。

と、いろいろと思うことが多く、あまりまとまらないが、なにはともあれ、雇ってもらっているという傘の下を離れて1年間、無事に生きてくることができた。この間、お世話になった方々のご厚情にあらためて感謝したい。