国立国会図書館、近代デジタルライブラリーの内容を改訂(2009-03-06)

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国立国会図書館近代デジタルライブラリーの内容を改訂した(2009-03-06)。

近代デジタルライブラリー
http://kindai.ndl.go.jp/
国立国会図書館
http://www.ndl.go.jp/

特に「このデータベースについて」や「資料あれこれ」の内容が拡充されている。

国立国会図書館、電子展示会「ブラジル移民の100年」を公開(2009-03-04)

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国立国会図書館が電子展示会「ブラジル移民の100年」を公開した(2009-03-04)。

・電子展示会「ブラジル移民の100年」
http://www.ndl.go.jp/brasil/
国立国会図書館
http://www.ndl.go.jp/

2008年に100周年を迎えたブラジル移民の開始を記念したもので、主に同図書館が収集してきたブラジルの日系移民関係資料から写真や新聞記事約200点を電子化している。全体の構成は以下の通り。

  • 第1章 前史 ブラジル移民がはじまるまで
  • 第2章 ブラジル移民の開始から初期の移民まで
  • 第3章 日本人集団地の建設
  • 第4章 国の保護奨励策の下での移民
  • 第5章 ナショナリズムの昂揚と日本人移民の排斥
  • 第6章 日系社会の分裂対立
  • 第7章 日系社会の再統合から現在まで

なお、扱っているテーマを考えてか、ポルトガル語版も提供されている。なお、一点だけ課題を指摘すれば、

・参考文献
http://www.ndl.go.jp/brasil/reference.html

に挙げられている個々の文献はNDL-OPACに収められている書誌にリンクしてほしい。たとえば、

・『ブラジルに於ける日本人発展史』上、下 東京 ブラジルに於ける日本人発展史刊行委員会 1941、1953

であれば、

http://opac.ndl.go.jp/recordid/000000672915/jpn

にリンクすればよい。こうしたちょっとしたリンクの有無がサイト全体の使いやすさに影響してくるのだ。

・「『ブラジル移民の百年』国立国会図書館電子展示会で提供開始」(サンパウロ新聞、2009-03-04)
http://www.spshimbun.com.br/content.cfm?DO_N_ID=28196

国立国会図書館、平成20年度遠隔利用者アンケート結果を公開(2008-12-25)

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国立国会図書館が平成20年度遠隔利用者アンケート結果を公開した(2008-12-25)。

・平成20年度遠隔利用者アンケート結果
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/enquete2008_03.html
国立国会図書館における利用者アンケート
http://ndl.go.jp/jp/aboutus/enquete.html
国立国会図書館
http://ndl.go.jp/

このアンケートは、

・「国立国会図書館、サイト上の各コンテンツでアンケートを開始(2008-07-15)」(新着・新発見リソース、2008-08-08
http://d.hatena.ne.jp/arg/20080808/1218128671

で開始を伝えたもので、2008年7月15日から9月30日にかけて実施された。単純集計結果と調査結果の概要等が公開されているが、中でも興味深いのは、

・各サービスの満足度は? 改善を希望するサービスは?
http://ndl.go.jp/jp/aboutus/enquete2008_03_01.html#01-4

ではないだろうか。図5として「満足度・改善要望度分析」がまとめられており、サイトの情報の探しやすさ、NDL-OPACの操作のしやすさといった項目で満足度が低く、改善要望度が高いことがわかる。

アンケートのページには、

・利用者アンケートを活用したサービス改善
http://ndl.go.jp/jp/aboutus/enquete2008_01.html

があり、前回の平成18年度遠隔利用者アンケートの結果を受けて行った

  1. NDL-HP上の資料全文の電子的提供
  2. NDL-HP上での情報の調べ方案内(レファレンスツール)の提供
  3. 遠隔複写の提供にかかる日数

の改善事例を紹介している。今回のアンケート結果もこれと同様の改善が図られるのだろう。国立国会図書館の今後の取り組みに期待したい。

・「国立国会図書館、平成16年度遠隔利用者アンケート調査を実施」(新着・新発見リソース、2004-09-19)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20040919/1136273132
・「国立国会図書館、「平成16年度利用者アンケート調査結果」を公開」(新着・新発見リソース、2005-03-13)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20050313/1134801533
・「国立国会図書館、平成17年度利用者アンケート調査結果を公開」(新着・新発見リソース、2006-02-26)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20060226/1140899164
・「国立国会図書館、利用者アンケート調査を開始」(新着・新発見リソース、2006-08-07
http://d.hatena.ne.jp/arg/20060807/1154879886
・「国立国会図書館、平成18年度遠隔利用者アンケートの調査結果を公開」(新着・新発見リソース、2007-03-19
http://d.hatena.ne.jp/arg/20070319/1174257090

国立国会図書館、雑誌記事索引新着情報のRSS配信を開始(2008-12-17)

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国立国会図書館雑誌記事索引新着情報のRSS配信を開始した(2008-12-17)。

雑誌記事索引RSS配信について
http://www.ndl.go.jp/jp/data/sakuin/about_rss.html
雑誌記事索引採録誌一覧
http://www.ndl.go.jp/jp/data/sakuin/sakuin_index.html
雑誌記事索引新着情報のRSS配信サービス開始のお知らせ
http://www.ndl.go.jp/jp/library/data/bib_newsletter/2008_4/index.html#03
国立国会図書館
http://www.ndl.go.jp/

雑誌記事索引採録されている約18000誌のうち、現在も採録が続けられている約10000誌について、最新号の目次がRSSで配信される。

2009-02-05(Thu): 国立国会図書館公開講演会「目録の現在とこれから−“目録の危機”の時代からの展望−」に参加

2009-02-05(Thu):
国立国会図書館公開講演会「目録の現在とこれから−“目録の危機”の時代からの展望−」
(於・東京都/国立国会図書館 東京本館)
http://ndl.go.jp/jp/service/event/bib_lecture.html

に参加。

講演会の構成は、以下の通り。

どなたのお話も参考になるところは大きかったのだが、「これから」の部分、「展望」の部分が弱かったように思う。自分としては、今後の展望を期待していたので、いささか残念。

ともあれ、本当にようやく、上田修一さんにお目にかかれたことはよかった。

・上田修一さん
http://www.slis.keio.ac.jp/~ueda/home.html

上田さんのサイトは常に参照しており、特に、

・日本の大学図書館公共図書館とのリンク+OPAC
http://www.slis.keio.ac.jp/~ueda/libwww/libwww.html

は講義・講演の資料でしばしば利用させていただいている。あらためて感謝したい。

なお、国立国会図書館が主催する催しが、この先いくつか予定されている。まとめて紹介しておこう。

2009-02-20(Fri):
第5回レファレンス協同データベース事業フォーラム
(於・京都府国立国会図書館 関西館)
http://crd.ndl.go.jp/jp/library/forum_5.html

2009-03-09(Mon):
国立国会図書館 調査研究報告会「電子書籍の流通・利用・保存」
(於・東京都/国立国会図書館 東京本館)
http://current.ndl.go.jp/node/11595

2009-03-10(Tue):
国際図書館連盟(IFLA)会長による講演と対談「ナレッジ社会における図書館―図書館の将来像を語る」
(於・東京都/国立国会図書館 東京本館)
http://ndl.go.jp/jp/service/event/IFLA_president.html

2009-03-17(Tue):
国立国会図書館 公開講演会「公的機関の経営分析」(上山信一
(於・東京都/国立国会図書館 東京本館)
http://ndl.go.jp/jp/service/event/public_analy.html

また、当方が開催する

2009-02-21(Sat):
第3回ARGカフェ&ARGフェスト@京都
(於・京都府京都市国際交流会館、THE HILL OF TARA)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20090119/1232321266

でも、

という2本のライトニングトークを予定している。

国立国会図書館、国立国会図書館デジタルアーカイブポータル(PORTA)にXML出力とOAI-PMHによるメタデータ提供機能を追加(2008-12-02)

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国立国会図書館国立国会図書館デジタルアーカイブポータル(PORTA)にXML出力とOAI-PMHによるメタデータ提供機能を追加した(2008-12-02)。

XML出力とOAI-PMHによるメタデータ提供機能を追加
http://porta.ndl.go.jp/service/SER_Information_DetailRSS.jsp?news_id=26
国立国会図書館デジタルアーカイブポータル(PORTA)
http://porta.ndl.go.jp/
国立国会図書館
http://www.ndl.go.jp/

XML出力は、PORTAでの検索結果から「XML出力」というボタンを押すことで、当該資料のメタデータを取得できる。OAI-PMHは外部提供インタフェースとして追加されている。

国立国会図書館、2008年ノーベル賞特設ページを公開(2008-12-02)

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国立国会図書館が2008年ノーベル賞特設ページを公開した(2008-12-02)。

・2008年ノーベル賞特設ページ
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/tech_2008nobel.html
国立国会図書館
http://www.ndl.go.jp/

南部陽一郎さん、小林誠さん、益川敏英さんの物理学賞受賞、下村脩さんの化学賞受賞を記念したもので、

・テーマ別調べ方案内
http://www.ndl.go.jp/jp/data/theme.html

の中に、

・【下村脩博士ノーベル賞(化学賞)受賞】緑色蛍光タンパク質GFP;Green Fluorescent Protein)について調べる
http://www.ndl.go.jp/jp/data/theme/theme_honbun_400354.html
・【南部陽一郎博士・小林誠博士、益川敏英博士ノーベル賞(物理学賞)受賞】素粒子物理学における「対称性の破れ」について調べる
http://www.ndl.go.jp/jp/data/theme/theme_honbun_400355.html

を設けている。