筑波技術大学附属図書館、筑波技術大学機関リポジトリを公開(2009-03-17)

screenshot

筑波技術大学附属図書館が筑波技術大学機関リポジトリを公開した(2009-03-17)。

筑波技術大学機関リポジトリ
http://www.tsukuba-tech.ac.jp/repo/
・「筑波技術大学機関リポジトリを試験公開開始」(筑波技術大学、2009-03-17)
http://www.tsukuba-tech.ac.jp/soumu/news/200810/#N2009031701
筑波技術大学附属図書館
http://www.tsukuba-tech.ac.jp/library/

  1. 筑波技術短期大学テクノレポート
  2. 筑波技術大学テクノレポート
  3. TCT Education of Disabilities
  4. NTUT Education of Disabilities

という同大学の4種類の研究紀要に掲載された論文約600点を収めている。

学協会著作権ポリシーデータベース(SCPJ)、リニューアル(2009-03-10)

screenshot

学協会著作権ポリシーデータベース(SCPJ)がリニューアルした(2009-03-10)。

・学協会著作権ポリシーデータベース(SCPJ)
http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/scpj/
・学協会著作権ポリシーデータベース(SCPJ)の過去のサイト
http://web.archive.org/web/*/http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/scpj/

このデータベースは、筑波大学附属図書館を中心に、千葉大学附属図書館、神戸大学附属図書館、東京工業大学附属図書館の協同で構築されており、今回のリニューアルではデザインが一新されている。また、新着情報でポリシー変更があった学会等の情報が掲載されるようになったほか、機関リポジトリで出版社版の利用を認めている学協会のリストも公開された(2009-03-12)。

このデータベースは国立情報学研究所(NII)によるCSI委託事業の成果物の中でも非常に有用なものだが、ぜひISSN等をキーにして各学協会の著作権ポリシーを引き出せるAPIを公開してほしい。

東京学芸大学附属図書館、教育系サブジェクトリポジトリポータルを公開(2009-03-02)

screenshot

東京学芸大学附属図書館が教育系サブジェクトリポジトリポータルを公開した(2009-03-02)。

・教育系サブジェクトリポジトリポータル
http://ir.u-gakugei.ac.jp/edu-rp/
東京学芸大学附属図書館
http://library.u-gakugei.ac.jp/

各大学の機関リポジトリに収められている研究成果のうち、教育に関わる研究成果だけを収めている。現時点ではあくまで試験的な運用として、

  1. 大阪教育大学
  2. 兵庫教育大学
  3. 奈良教育大学
  4. 東京学芸大学

の4大学の機関リポジトリから研究成果を引き出してまとめている。

聖学院大学総合図書館、聖学院学術情報発信システム「SERVE」を公開(2009-02-27)

screenshot

聖学院大学総合図書館が聖学院学術情報発信システム「SERVE」を公開した(2009-02-27)。

・聖学院学術情報発信システム「SERVE」
http://serve.seigakuin-univ.ac.jp/
・「聖学院学術情報発信システム「SERVE」を一般公開しました」(聖学院大学総合図書館、2009-02-27)
http://seiglib.seigakuin-univ.ac.jp/topics.php?tmplatefile=toppage_composition/topics/0000000216/0000000216.html
聖学院大学総合図書館
http://seiglib.seigakuin-univ.ac.jp/

SERVEはSeigakuin Repository for academic archiVEの略で、使用ソフトはXoonips。公開日は2月27日というアナウンスのほかに、28日というアナウンス、さらには3月3日というアナウンスが飛び交い、一定していないが、ここではもっとも早い2月27日とした。

琉球大学附属図書館、沖縄地域学リポジトリを試験公開(2009-02-06)

screenshot

琉球大学附属図書館が沖縄地域学リポジトリを試験公開した(2009-02-06)。

・沖縄地域学リポジトリ
http://okinawa-repo.lib.u-ryukyu.ac.jp/
琉球大学附属図書館
http://www.lib.u-ryukyu.ac.jp/

琉球大学を中心に沖縄県内の自治体や学協会が発行している紀要類を電子化し掲載していくとされ、現時点では沖縄農業研究会の参加を得て約600点の研究成果を公開している。

・沖縄農業研究会
http://www.cc.u-ryukyu.ac.jp/~okinoken/framepage1.htm

いまのところ収録されている研究成果も1機関のものに限られているので、判断しがたいが、「沖縄地域学」という言葉のとらえ方が難しい。これは沖縄という地域を対象にした学問ととらえるべきなのか、あるいは沖縄という地域で実施されている学問ととらえるべきなのか。「地域学」という言葉の本来的な意味からは前者のほうが正確な理解のように思えるが、どうも後者であるようだ。つまり、これは特定のテーマに関するリポジトリではなく、地域共有のリポジトリなのだろう。であれば、名称には最高の余地があるように思う。

環太平洋大学附属図書館、環太平洋大学研究成果リポジトリを公開(2009-01-**)

screenshot

環太平洋大学附属図書館が環太平洋大学研究成果リポジトリ(Open-access Collection and Electronic Archives for academic Navigator: OCEAN)を公開した(2009-01-**)。

環太平洋大学研究成果リポジトリ(Open-access Collection and Electronic Archives for academic Navigator: OCEAN)
http://repository.ipu-japan.ac.jp/
環太平洋大学附属図書館
http://www.ipu-japan.ac.jp/library/

現時点で約20点の研究成果が収められている。使用ソフトウェアはEPrints。略称のOCEANはOpen-access Collection and Electronic Archives for academic Navigatorに由来するが、オープンアクセスをタイトルに掲げた機関リポジトリは日本では初めてではないだろうか。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)、JAXAリポジトリを公開(2009-01-05)

screenshot

宇宙航空研究開発機構JAXA)がJAXAリポジトリを公開した(2009-01-05)。

JAXAリポジトリ
http://repository.tksc.jaxa.jp/
宇宙航空研究開発機構JAXA
http://www.jaxa.jp/

宇宙航空研究開発機構JAXA)に加え、前身である宇宙科学研究所航空宇宙技術研究所東京大学宇宙航空研究所)、宇宙開発事業団の研究成果も検索できる。すでに書誌情報はすべて登録されているらしく、たとえば宇宙開発事業団の研究成果は3400件を検索できる。ただし、すべての研究成果の本文が公開されているわけではない。範囲が明確ではないが、比較的最近の研究成果は本文まで公開されているようだ。

この機関リポジトリには、データの質量だけでなく、デザイン面にも注目したい。サイトの中央左部にある「JAXAリポジトリ検索」が前面に打ち出され、カテゴリ検索の扱いははるかに小さい。このようなインターフェースは日本国内の大学の機関リポジトリにはほぼ見られない。扱うデータが大量になっていった際の、機関リポジトリのデザイン面での方向性を示しているのだろう。