九州大学附属図書館研究開発室、仮想書架の実験サイトを公開

九州大学附属図書館研究開発室が仮想書架の実験サイトを公開した(2005-12-20)。このサイトでは約4万冊分の蔵書検索の検索結果を本の背表紙画像で表示することで、仮想の書架のような表示を実現している。なお、現在使用感に関するアンケートを実施しているので、ぜひ協力してほしい。

・仮想書架の実験サイト
http://takuya.ale.csce.kyushu-u.ac.jp/exp2/
九州大学附属図書館研究開発室
http://rd.lib.kyushu-u.ac.jp/

早稲田大学図書館、古典籍総合データベースを公開

早稲田大学図書館が古典籍総合データベースを公開した(2005-12-14)。このデータベースは同図書館が所蔵する古典籍の画像を電子化するもので、最終的には国宝2件、重要文化財5件を含む約30万冊が収められるという。電子化は2005年を含め5年を要する見込みといい、洋学関連資料・自然科学分野(科学史)(2005年度)、文学・芸術、社会風俗関係資料(2006年度)、歴史・伝記分野(2007年度)、哲学・宗教分野(2008年度)、社会科学分野(2009年度)の順で進められていく。現時点では洋学(蘭学)コレクションの電子化が完了している。洋学(蘭学)コレクションは、キーワード検索できるようになっているが、資料紹介や年表からも主要な資料にアクセスできるようになっており、見せ方の工夫がなされている。

・古典籍総合データベース
http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/
・「早稲田大学図書館が「古典籍データベース」の運用を開始」(2005-12-15)
http://www.waseda.jp/jp/pr05/051216.html
早稲田大学図書館
http://www.wul.waseda.ac.jp/index-j.html

早稲田大学、学術機関リポジトリ「DSpace@Waseda University」を公開

早稲田大学が学術機関リポジトリ「DSpace@Waseda University」を公開した(2005-11-22)。早稲田大学の研究者が作成した学術論文、学位論文、紀要論文、ワーキングペーパー、会議録等の学術情報を保存・公開している。収録しているデータ件数がまた乏しいが、今後に期待しよう。

・DSpace@Waseda University
http://dspace.wul.waseda.ac.jp/
早稲田大学
http://www.waseda.jp/