早稲田大学図書館、古典籍総合データベースを公開

早稲田大学図書館が古典籍総合データベースを公開した(2005-12-14)。このデータベースは同図書館が所蔵する古典籍の画像を電子化するもので、最終的には国宝2件、重要文化財5件を含む約30万冊が収められるという。電子化は2005年を含め5年を要する見込みといい、洋学関連資料・自然科学分野(科学史)(2005年度)、文学・芸術、社会風俗関係資料(2006年度)、歴史・伝記分野(2007年度)、哲学・宗教分野(2008年度)、社会科学分野(2009年度)の順で進められていく。現時点では洋学(蘭学)コレクションの電子化が完了している。洋学(蘭学)コレクションは、キーワード検索できるようになっているが、資料紹介や年表からも主要な資料にアクセスできるようになっており、見せ方の工夫がなされている。

・古典籍総合データベース
http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/
・「早稲田大学図書館が「古典籍データベース」の運用を開始」(2005-12-15)
http://www.waseda.jp/jp/pr05/051216.html
早稲田大学図書館
http://www.wul.waseda.ac.jp/index-j.html