2008-10-29(Wed): 図書館総合展フォーラムリンク集をつくってみた−1日目分:2008年11月26日(水)
昨年に比べて図書館総合展のサイトはずいぶんと改善されたのだが、当方のイベントカレンダーにも掲載依頼をいただくことが多いので、結局つくってみた。とりあえず1日目分。気力が続くくらい好評なら、2日目分、3日目分もつくって、最後に一つのリストにするつもり。なお、掲載しているのは主催者が個別に情報をウェブで公開しているフォーラムに限っている。また、一部のフォーラムには共催形式のものもあるが、サイトで情報を公開している組織名のみ記している。
- 「学術コンテンツサービスの成長点−新たなニーズへの挑戦」
- コロンビア大学図書館所蔵「張学良関係文書」公開記念シンポジウム「日中関係史研究に新視角をもたらす張学良関係文書」
- 主催者:雄松堂
- 時間帯:15:30〜17:00
- 登壇者:松岡資明(日本経済新聞)、劉傑(早稲田大学)、川島真(東京大学)
- 詳しく:http://www.yushodo.co.jp/seminar/
- 学術情報オープンサミット2008「対談 デジタル・ネット時代における著作権のありかた」
- 主催者:雄松堂
- 時間帯:10:30〜12:00
- 登壇者:中山信弘(西村あさひ法律事務所)、三山裕三(三山総合法律事務所)
- 詳しく:http://www.yushodo.co.jp/summit2008/
- 「今なお新しい、磯田光一」
- 主催者:梅光学院大学
- 時間帯:13:00〜14:30
- 登壇者:富岡幸一郎(文芸評論家)、中野新治(梅光学院大学)、佐藤泰正(梅光学院大学)
- 詳しく:http://www.baiko.ac.jp/dousoukai/honbu/honbu23.html
- アメリカの図書館‐サービスとスペースのトレンド
- 主催者:キハラ
- 時間帯:15:30〜17:00
- 登壇者:John Ison(Director of Library Relations for DEMCO)、Jan Ison(Executive Director of Lincoln Trail Libraries System)
- 詳しく:http://www.kihara-lib.co.jp/news_sogo.htm
- 第10回学校図書館セミナー「知識基盤社会における学校図書館の在り方」
- 主催者:全国学校図書館協議会
- 時間帯:10:00〜17:00
- 登壇者:根本彰(東京大学)、小川三和子(新宿区立津久戸小学校)、平野誠(中央大学附属高等学校)、森田盛行(全国学校図書館協議会)
- 詳しく:http://www.j-sla.or.jp/oshirase/10th_seminar.html
- インターネット時代のレファレンス 第3弾
- 主催者:日外アソシエーツ
- 時間帯:13:00〜14:30
- 登壇者:大串夏身(昭和女子大学)
- 詳しく:http://www.reference-net.jp/seminar2008.html
- 空も飛べるはず 本も読めるはず−杉並区立松溪中学校読書活動の記録
- 主催者:図書館流通センター(TRC)
- 時間帯:15:30〜17:00
- 登壇者:伊藤美佐子(杉並区立松溪中学校)、他
- 詳しく:http://www.trc.co.jp/sogoten/
- 障害者放送協議会セミナー「障害者の情報アクセシビリティと著作権」
- 主催者:障害者放送協議会
- 時間帯:10:30〜12:00
- 登壇者:河村宏(国立障害者リハビリテーションセンター)、阿刀田高(作家)、常世田良(日本図書館協会)、他
- 詳しく:http://www.normanet.ne.jp/~housou/1126/
- 読書と書評と図書館と
- 主催者:紀伊國屋書店
- 時間帯:13:00〜14:30
- 登壇者:永江朗(ライター)
- 詳しく:http://www.kinokuniya.co.jp/03f/libforum2008.htm#forum20081126_a
- Preserving Global e-Scholarship: Understanding PORTICO
- 主催者:紀伊國屋書店
- 時間帯:15:30〜17:00
- 登壇者:Bruce Heterick(Director, Library Relations)
- 詳しく:http://www.kinokuniya.co.jp/03f/libforum2008.htm#forum20081126_b
- 研究活動を効率化するScopus(スコーパス)の活用事例−論文発表の効率化とh指数を戦略的に利用する方法
- 主催者:エルゼビア・ジャパン
- 時間帯:15:30〜17:00
- 登壇者:冨澤康子(東京女子医科大学)、柿田佳子(エルゼビア・ジャパン)
- 詳しく:http://japan.elsevier.com/news/events/lf2008/
- Library of the Year 2008−記念シンポジウム(第1部)と最終選考会(第2部)
- 主催者:知的資源イニシアティブ(IRI)
- 時間帯:13:00〜17:00
- 登壇者:高山正也(国立公文書館)、赤池学(ユニバーサルデザイン総合研究所)片山善博(慶應義塾大学)、山田真美(作家)、大串夏身(昭和女子大学)、村井良子(プランニング・ラボ)、柳与志夫(国立国会図書館)、竹内比呂也(千葉大学)、岡本真(ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG))
- 詳しく:http://www.iri-net.org/loy/loy2008.html
- 国の「デジタルアーカイブ」構築に向けて−国立国会図書館の取組
- 主催者:国立国会図書館
- 時間帯:10:30〜12:00
- 登壇者:中山正樹(国立国会図書館)、佐藤毅彦(国立国会図書館)、大場利康(国立国会図書館)
- 詳しく:http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2008/1173520_893.html
2008-10-28(Tue): 英語版のアイコンに一喜一憂−九州大学附属図書館の対応と、残念な例のさらなる発見
・「九州大学附属図書館、サイトをリニューアル(2007-10-01)」(新着・新発見リソース、2007-11-19)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20071119/1195425967
でこう書いた。
ページの右上に日本語・英語の表示を切り替えるためのアイコンとして「日の丸」と「ユニオンジャック」が置かれているが、以前
・「ささいだけど大切なこと−英語版のアイコンをめぐって」(編集日誌、2007-09-09)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20070909/1189347649で記したように、言語と国家とは次元の異なるものである。日本語にせよ、英語にせよ、特定の国家の国旗を用いることは学問の府としては見識に欠くことだ。九州大学附属図書館のサイトは今後多くの大学図書館サイトの手本となると思われるだけに改善してほしい。
だが、いま見ると改善されている。現在は[日本語][English]となっている。
・九州大学附属図書館
http://www.lib.kyushu-u.ac.jp/
よかった。素直にうれしい。
しかし、最近残念な例を新たに見つけてしまった。いずれも大学図書館である。
・NUL News(名古屋大学附属図書館ニュース)
http://info.nul.nagoya-u.ac.jp/news
・千葉大学附属図書館
http://www.ll.chiba-u.ac.jp/
NUL News(名古屋大学附属図書館ニュース)は英語への切り替えにユニオンジャックを用いている。千葉大学附属図書館はある意味もっとすごい。「留学生の方へ」の箇所で英語への切り替えにユニオンジャックを、中国語への切り替えに中華人民共和国の五星紅旗を用いている。後者は特に留学生からも抗議が起こりそうな気がするが、大丈夫だろうか。
・「ささいだけど大切なこと−英語版のアイコンをめぐって」(編集日誌、2007-09-09)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20070909/1189347649
・「日本分子生物学会サイトの英語版アイコンはユニオンジャック」(編集日誌、2008-09-12)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20080914/1221377532