2005-07-30(Sat):

財団法人大阪府男女共同参画推進財団が運営するドーンセンター(大阪府立女性総合センター)で、「女性のキャリア形成支援サポーターとなるために 〜情報スペシャリスト養成ゼミナール〜」という連続セミナーが開かれる。しかし、掲げられた内容の立派さに見劣りしないだけの実力がドーンセンターにあるのだろうか。かねてから指摘しているが、同館のメールマガジン「ドーンセンターメールマガジン」には、「このメールマガジンは(財)大阪府男女共同参画推進財団の著作物です。引用、転載にあたっては当財団までご連絡ください」との一文がある。引用は著作権法に認められた権利であり、一定の要件を満たす限り、連絡する義務はない。それにも関わらず、このような記述がある。また、この連続セミナーのページでは講師紹介の欄で半角カタカナを使用している。半角カタカナは文字化けして表示されてしまうので、基本的にはインターネットでは使わないものだ。こういった基礎的なポイントを自らが抑えられていないのに、どうして情報スペシャリストの養成に関わることができるのだろうか。情報スペシャリストとして、まず養成すべきは自館のスタッフである。

・女性のキャリア形成支援サポーターとなるために 〜情報スペシャリスト養成ゼミナール〜
http://www.dawncenter.or.jp/kozent/servlet/kouzalst?no=00121
・ドーンセンター(大阪府立女性総合センター)
http://www.dawncenter.or.jp/