2005-12-18(Sun):

いまさらだが、ソーシャル・ネットワーキングの「Mixi」を使い出している。研究者のコミュニティにとって、SNSはどういう可能性があるのか、真剣に考えたい。
インターネットには様々なサービスがあり、いまは「検索」が圧倒的に重要な地位を占めているが、最終的には「コミュニティー」なのではないか? という思いがいまさらながら強まっている。いま書いている本は基本的に研究者が個人ホームページをつくるためのノウハウ本だが、その先にある、本当にめざすべきものは、コミュニティーなのではないか。
ブログをコミュニティーの一形式ととらえれば、「はてなダイアリー」を中心に一部で研究者コミュニティーが成立しているが、まだ十分とはいえないだろう。かつてはメーリングリスト掲示板を使ってオンラインでの研究会開催が試行されたこともあり、自分自身関与したこともあるが、成功を収めているとはいいがたい。
従来の研究者コミュニティーをそのままインターネットに移行するのではない、新しい形の研究者コミュニティーをどのように構築できるのか、その可能性を探りたい。
幾つか私案はある。実践してみようという組織はないだろうか。大学や独立行政法人、その他研究機関を問わないが、個人的には大学図書館で一度試行してみたいと思う。関心のある方、ご連絡ください。
Mixi
http://www.mixi.jp/