日本図書館協会のJLAメールマガジン、第300号に到達

日本図書館協会のJLAメールマガジンが第300号に到達した(2006-04-19)。第300号の末尾に掲載された「JLAメールマガジン第300号にあたって」で松岡要さん(日本図書館協会事務局長)が次のように述べている。

「継続は力」と言いますが、毎週、毎週「ネタ」を探して記事にする作業は本音のところを申し上げると大変です。配信日である水曜日の朝までに記事がまとまらないと困る事態となります。なかなか「力」となった、という感じはしませんが、メルマガの記事が引用された文章や「JLAのメルマガにあった」などという会話に接すると、少しうれしくなります。

まさに継続は力であり、テスト版の配信(2000-03-09)、創刊号の配信(2000-04-19)から約6年をかけて達成した大記録といえるだろう。
さて、かねてから何度か言及していることだが、300号を記念して日本図書館協会にはJLAメールマガジンの配信登録の資格を見直してほしい。1ヶ月のお試し期間があるものの原則的には、

日本図書館協会の会員であること。

が配信登録の資格となっている。だが、JLAメールマガジンで扱われている話題は、図書館員に限らず、図書館を利用する一般の市民にも役立つものが多くある。図書館に対する一般の市民の理解を深め、図書館の利用を広げ、支持を厚くしていくうえで、だれもが自由に無料でJLAメールマガジンを読めるようにすることは、日本図書館協会の目的にかなっているのではないだろうか。協会内には様々な意見があるだろうが、思い切って現状の資格制度を廃止してほしい。

・JLAメールマガジン
http://www.jla.or.jp/mailmaga/
・JLAメールマガジン第300号
http://www.jla.or.jp/archives/300.txt
日本図書館協会
http://www.jla.or.jp/