Google、学術論文検索サービス「Google Scholar」日本語版を準備

日本経済新聞の報道によると、Googleが学術論文検索サービス「Google Scholar」日本語版の年内公開を準備しているようだ。Google Scholarは英語版の公開(2004-11-18)から2年近くを経ており、満を持しての日本語版誕生ということだろうか。記事によれば、検索対象となる学術論文の情報は国立情報学研究所(NII)など、複数の機関からの提供を受けるようだ。だが、約130学会の50万件程度の論文が検索対象になる見込みとされているが、国立情報学研究所(NII)の有するどのデータベースを利用するのか、その点はまだ明らかにされていない。すでにマイクロソフトが「Windows Live 学術論文検索」を公開しているが、学術情報の世界にもIT企業の関心が及んできたことになるのか、今後の動向が注目される。
この件、経緯や詳細をご存知の方、ぜひ情報をご提供ください。また、大学関係者や図書館関係者のご意見・ご感想もお待ちしています。

・「グーグル、学術論文検索サービスの日本語版を年内開始」(日本経済新聞2006-08-07
http://it.nikkei.co.jp/business/news/index.aspx?n=NN000Y554%2006082006
Google Scholar
http://scholar.google.com/
Windows Live 学術論文検索
http://academic.live.com/