早稲田大学図書館、大隈重信関係資料を公開

早稲田大学図書館が古典籍総合データベースで大隈重信関係資料を公開した(2006-11-09)。大隈重信はいわずと知れた早稲田大学創立者であると同時に、首相を務めた政治家でもある。その大隈の書簡や関連書類が早稲田大学図書館に残されており、今回一連の資料が電子化された。内閣総理大臣の辞令など、ふだん目にすることがない貴重な資料を直接閲覧できる。2005年4月25日の編集日誌で、「インターネット上に大隈重信に関するアーカイブを構築してみたはどうだろうか」と述べたことがあるだけに、今回の公開は非常に喜ばしい。なお、電子化資料以外にも大隈重信の年譜などの関連資料が公開されている。特にこの年譜は電子化された資料へのリンクが張り巡らされており、出色の出来。

大隈重信関係資料
http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/ga_okuma/
・古典籍総合データベース
http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/
・「貴重な江戸文学の原本を電子化し公開−早稲田大学の古典籍総合データベース−」(早稲田大学2006-11-10
2006年11月10日
http://www.waseda.jp/jp/pr06/061110_p.html
早稲田大学図書館
http://www.wul.waseda.ac.jp/index-j.html
・2005-04-25(Mon)の編集日誌
http://d.hatena.ne.jp/arg/20050501/1134800494