2007-01-29(Mon): [Webアーカイブ]21世紀COEプログラムの終了を控えて −ウェブ発信の継続と保存を望む

年度末が迫ってくる中で、今年度で活動を終える2002年度採択の21世紀COEプログラムのサイトがどうなるのか、不安を感じている。予算を消化しきり、当初定めた期間の活動が終わると、サイトを閉鎖するところが出てくるのではないか? 当然のことながら、そのような結果は望ましいことではない。21世紀COEプログラムの活動は税金を原資として行われたものである。その過程も成果も等しく税金によって成り立ったものだ。各拠点には必ずサイトを維持・保存してほしい。また、これも本来は当然のことと思いたいが、成果報告書をサイトで公開してほしい。もし、各拠点の母体となっている研究科でサイトを継続することが難しければ、WARP国立国会図書館インターネット情報選択的蓄積事業)を利用するという方法もある。他にも打てる手立てはいくらでもあるだろう。
まとめよう。

  1. 成果報告書を含め、プログラムの一連の活動をサイトで公開する。
  2. 更新は停止したとしても、サイトを閉鎖せず、公開を継続する。

50大学113拠点のリーダーの方々には、この2点を義務としてとらえ、責任ある対応をお願いしたい。

文部科学省 - 平成14年度「21世紀COEプログラム」「採択拠点の事業概要」について
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/coe/021101.htm
文部科学省 - 21世紀COEプログラム
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/coe/
日本学術振興会 - 採択拠点へのリンク集
http://www.jsps.go.jp/j-21coe/kyoten_link/
日本学術振興会 - 21世紀COEプログラム
http://www.jsps.go.jp/j-21coe/
WARP国立国会図書館インターネット情報選択的蓄積事業)
http://warp.ndl.go.jp/
国立国会図書館
http://www.ndl.go.jp/