2007-05-26(Sat): 広島市デジタル移民博物館の再公開
2006年2月8日に公開されたものの、内容の誤りの多さが批判されて閉鎖していた広島市デジタル移民博物館が復活している。2006年7月21日の編集日誌に「その後の進展が聞かれない」と書いたが、実はその後すぐの8月1日に再公開されたようだ。
・広島市デジタル移民博物館
http://dms-hiroshima.eg.jomm.jp/
・「広島市、広島市デジタル移民博物館を公開」(新着・新発見リソース、2006-02-12)http://d.hatena.ne.jp/arg/20060212/1139672815
・「移民資料のデジタル化」(編集日誌、2006-07-21)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20060723/1153587987
一連の経過をまとめておくと、
- 2006-02-08:広島市、広島市デジタル移民博物館を公開
- 2006-03-18:中国新聞、「移民博物館ミス多発 広島市開設」と報道
- 2006-03-21:広島市、広島市デジタル移民博物館を閉鎖
- 2006-03-22:ニッケイ新聞、「広島デジタル博物館=サンパウロはアマゾン?=考えられないミス連発」と報道
- 2006-08-01:広島市、広島市デジタル移民博物館のハワイ資料を再公開
- 2006-09-28:広島市、広島市デジタル移民博物館のアメリカ資料を再公開
- 2006-11-10:広島市、広島市デジタル移民博物館のカナダ資料を再公開
- 2007-01-09:広島市、広島市デジタル移民博物館のペルー資料を再公開
- 2007-05-10:広島市、広島市デジタル移民博物館のブラジル資料を再公開
となる。再公開されたことは喜びたいが、
・「広島市デジタル移民博物館の一時閉鎖をめぐって」(編集日誌、2006-03-22)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20060326/1143337493
で指摘したように、広島市は一連の経緯をサイト上に明記すべきではないか。過ちは過ちとして、なぜ過ったのかという理由の分析と、過ちが判明して以降の対策をぜひ公開してほしい。積極的な情報公開こそが、広島市にとって最終的にプラスとなるはずだ。