2007-11-20(Tue): 出版PR誌は情報の宝庫

先日、福島大学を訪れた際、生協で出版PR誌を数誌手に入れた。

・「福島大学附属図書館の大塚久雄文庫を訪問」(編集日誌、2007-11-07)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20071108/1194477245

・「UP」420(2007-10-05)
http://www.utp.or.jp/topics/up/
東京大学出版会
http://www.utp.or.jp/

によれば、三重大学出版会が日本修士論文賞という賞を出しているらしい。まったく知らなかった。不覚。

・日本修士論文
http://www.mpress.co.jp/news/news0005.html
三重大学出版会
http://www.mpress.co.jp/

・「未来」494(未来社、2007-11-01)
http://www.miraisha.co.jp/mirai/mirai.html

では、

・西谷能英「テキストエディタだけでも編集はできる−[テキスト実践技法]エディタ篇ベータ版公開にあたって」(未来の窓128)
http://www.miraisha.co.jp/mirai/mado/mado2007.html#128

を知る。

ところで、未来社の西谷さんが少し前にこう書いている。

未來社ホームページへのアクセス数の増加に比例して購入書籍の冊数、金額がさほど上昇しないのは書籍購入へのインセンティブの不足にも原因があったのではないかと最近は思うようになった。『早稲田古本屋街』が著者の署名付き(希望すれば)というプレミアム販売でもあったからかなりの注文があったわけで、読者にとってなんらかのプラス要因のようなものがあれば、読者の直接購入をもっと喚起することができるのではないか。その観点から今後は、品切れ本のオンデマンド化など、読者へのサービスの質もくわえてホームページの活性化をさらに考えてみようと思っている。

・「ホームページの活用再考」(未来の窓116)
http://www.miraisha.co.jp/mirai/mado/backnb/mado2006.html#116

確かにそういった施作も必要だろうが、未来社のサイトの場合、まずはサイトのつくり方に課題があるのだが……。SEO対策を論じる以前に使いにくいが、なんとかならないものだろうか。

・「春秋」493(春秋社、2007-10-25
http://www.shunjusha.co.jp/mag_detail.php

は、巻末の「ウェブサイトのリニューアルについて」に目を留める。

情報の即応性と柔軟性を重視するようにいたしました。

(営業だより)

8月末にリニューアルしたらしい。書籍ごとの詳細ページにオンライン書店へのリンクがついているのがよい。

・例:『隷従への道』(F・A・ハイエク著)
http://www.shunjusha.co.jp/detail/isbn/978-4-393-62151-6/