2007-12-04(Tue): 図書館によるソーシャルブックマーク活用−パスファインダーに代えて

私立大学図書館協会東地区部会研修会で「学術情報流通の「これまで」と「これから」−大学図書館に「みえるもの」と「みえないもの」」と題して講演したのだが、

・「私立大学図書館協会東地区部会研修会で講演」(編集日誌、2007-11-29)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20071203/1196614151

そのときの質疑でのやりとりを受けて、次の記事が書かれている。

・「SBMを図書館が運営し……」(愚智提衡而立治之至也、2007-12-02)
http://jurosodoh.cocolog-nifty.com/memorandum/2007/12/post_e65a.html

「「ソーシャルブックマーク形式によるパスファインダー」アイデア」には私も可能性を感じている。手軽さの点、図書館員のコミュニティーパワーを活用できる点でパスファインダーよりもコストが低く、逆に成果はより大きいのではないだろうか。似たアイデア日本病院ライブラリー協会2007年度第1回研修会で話し、その後「ほすぴたる らいぶらりあん」32-3(日本病院ライブラリー協会、2007-09-20)に収めていただている。

・「日本病院ライブラリー協会2007年度第1回研修会で講演」(編集日誌、2007-05-12)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20070512/1178958638
・「「ほすぴたる らいぶらりあん」に記事掲載」(編集日誌、2007-10-04)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20071006/1191602742

既存のソーシャルブックマークサービスの機能では、一長一短もあり、思い描いたものをそのまま実現はできないだろう。だが、検討には値し、まず試行してみる価値があると思う。