2008-01-28(Mon): 2月の注目イベント

自分は参加できないのだが、イベントカレンダーの欄で紹介しているイベントの中から、行けるものならぜひ行きたい、という催しを2つ紹介。

2008-02-02(Sat):
大学図書館問題研究会近畿4支部新春合同例会「「猫の司書さん」を創った!−高校生が語る図書館システム」
(於・京都府キャンパスプラザ京都
http://www009.upp.so-net.ne.jp/dtkk/event/20080202.htm

日本情報処理開発協会の第28回U-20プログラミング・コンテストで最優秀賞に輝いた岐阜県立東濃実業高校ビジネス情報科の生徒の方々と指導教諭の久保利光さんの話が聞ける絶好の機会。

・情報化月間2007 - 第28回U-20プログラミング・コンテスト入選作品の表彰
http://www.jipdec.jp/gekkan/hyosho/

残念ながら京都開催のため、参加できないのだが、関西方面の図書館関係者は参加必須ではないだろうか。

もう一つ。

2008-02-21(Thu):
一橋大学機関リポジトリ・シンポジウム「ウェブ時代と学術コミュニケーションのゆくえ−人文・社会科学系研究成果の情報発信の新しい可能性」
(於・東京都/一橋大学国立キャンパス マーキュリータワー)
http://www.hit-u.ac.jp/function/outside/news/2008/0124.html

  • 基調講演「機関リポジトリの魅力」
  • 報告1「AKAMAC E-textの現在とインターネット時代の学術コミュニケーション」
  • 報告2「雑誌編集のあらたな可能性−COE研究成果の発信を通じて」
    • 角田季美枝(千葉大学大学院人文社会科学研究科公共研究センターリサーチ・アシスタント、環境政策自治体政策)
  • 報告3「研究成果の進展段階に応じた博士論文の公開」
    • 岡室博之(一橋大学経済学研究科准教授、産業組織論)
  • 報告4「HERMES-IRの現状と課題」

一橋大学機関リポジトリ・シンポジウムと銘打っているものの、機関リポジトリの話に終始しない構成が印象的。自分自身、ぜひ行きたい催しなのだが、あいにくその日は関西に出かけている……。機関リポジトリ関連の催しは多いが、機関リポジトリの仕組みに焦点を絞ったものが多く、「学術コミュニケーション」を掲げた催しは数少ない。貴重な催しであり、ぜひ多くの方々に参加してほしい。副題に掲げられた「人文・社会科学系研究成果の情報発信の新しい可能性」が「市民社会の学である社会科学の総合大学」(一橋大学研究教育憲章)を謳う一橋大学らしい。

一橋大学研究教育憲章
http://www.hit-u.ac.jp/guide/charter/