国立国会図書館、NDL-OPACの書誌詳細ページにパーマリンクを設置(2008-04-16)

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国立国会図書館NDL-OPACの書誌詳細ページにパーマリンクを設置した(2008-04-16)。

NDL-OPAC
http://opac.ndl.go.jp/
国立国会図書館
http://www.ndl.go.jp/
・「NDL-OPACの詳細表示画面に固定URLを付与」(カレントアウェアネス-E、2008-04-16)
http://current.ndl.go.jp/e776

パーマリンクとは固定不変のURLを意味し、ある特定のページに対してリンクしやすくなる仕組みである。これまでNDL-OPACにはパーマリンクがなく、NDL-OPACに収められた膨大な書誌情報を十分に活用できないでいた。だが、今回NDL-OPACに収められた資料と雑誌記事索引パーマリンクが導入されたことで、たとえば、

・岡本真著『これからホームページをつくる研究者のために』(築地書館、2006年)
http://opac.ndl.go.jp/recordid/000008252182/jpn
・岡本真著「「Web2.0」時代に対応する学術情報発信へ」(『情報管理』49-11、科学技術振興機構2007-02-01
http://opac.ndl.go.jp/articleid/8641662/jpn

という形で図書や雑誌記事の書誌情報に直接リンクできるようになっている。

パーマリンクの導入は、筆者自身、

・「「Web2.0」時代に対応する学術情報発信へ−真のユーザー参加拡大のためのデータ開放の提案」(『情報管理』49-11、科学技術振興機構2007-02-01
http://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/49/11/49_632/_article/-char/ja/

において強くもとめていたものであり、2008年3月31日に公開されたAPIの提供とともにNDL-OPACの変化を物語っている。

・「国立国会図書館デジタルアーカイブポータル(PORTA)で外部提供インタフェースを公開(2008-03-31)」(新着・新発見リソース、2008-05-01
http://d.hatena.ne.jp/arg/20080501/1209606248