2008-09-02(Tue): RIMS研究集会「紀要の電子化と周辺の話題」に参加

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ちょうどタイミングがあったので、

2008-09-02(Tue)〜2008-09-03(Wed):
RIMS研究集会「紀要の電子化と周辺の話題」
(於・京都府京都大学数理解析研究所
http://www.nii.ac.jp/sparc/event/2008/20080902.html
http://www.sci.hokudai.ac.jp/~nami/blog/log/eid14.html

に参加。2日間連続の催しだが、明日は、

2008-09-03(Wed):
第17回京都図書館大会「図書館からのアプローチ−新たな広報戦略」
(於・京都府同志社大学寒梅館)
http://www.library.pref.kyoto.jp/news.html#taikai

で自分自身が講演するので、参加できるのは本日のみ。1日目の講演者と演題は以下の通り(敬称略)。

諸事情から講演を十分に聴けたのは、三根さんと服部さんの分だけなのだが、参考にもなり刺激にもなった。

三根さんの講演で印象的だったのは、

オープンアクセスの効果として、

  1. オープンアクセス仮説
  2. 早期アクセス仮説
  3. 自己選別仮説

があり、これらの要素が複合的になっているのだろうという点。また、結局、オープンアクセスの効果を一般化できるだけの調査結果は出ておらず、現時点では、

  • 研究方法の違い
  • 調査対象の違い

が散見され、調査項目や集計方法の標準化が望まれるという点。調査項目や集計方法の標準化については、ぜひ三根さんはじめ日本の研究者に音頭をとってほしい。

服部哲弥さんによる「Amazon.co.jpのランキングのモデルとロングテールの分析」は、やはり自分には難しすぎた……。なお、この研究は服部久美子さんとの共同研究とのこと。

服部哲弥さん
http://www.math.tohoku.ac.jp/~hattori/hattori.htm
・服部久美子さん
http://math.shinshu-u.ac.jp/~hattori/index-j.html