2008-10-08(Wed): 一橋大学附属図書館企画展示「福田徳三とその時代:日本における経済学の黎明」

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一橋大学附属図書館の方に以下の催しをお知らせいただく。

2008-10-30(Thu)〜2008-11-13(Thu):
・平成20年度一橋大学附属図書館企画展示「福田徳三とその時代:日本における経済学の黎明」
(於・東京都/一橋大学附属図書館公開展示室)
http://www.lib.hit-u.ac.jp/service/tenji/fukuda/

10月30日(木)には、西沢保さん(一橋大学経済研究所教授)による講演「福田徳三と高商・商大の時代」も予定されている。

一橋大学附属図書館
http://www.lib.hit-u.ac.jp/service/index_Ja.html

さて、企画展示のページに、

一橋大学附属図書館は、一橋大学後援会の支援によって昨年度から「福田徳三関係資料」のデジタル化を進め、同じく昨年度運用を開始した一橋大学機関リポジトリHERMES-IRにて、インターネット上で資料の画像を公開しています。

とあったので、ついでに調べてみた。発見。これだろう。

・福田徳三関係資料
http://hermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/da/handle/123456789/5488

後援会の支援については、

一橋大学附属図書館 - 附属図書館後援会事業プロジェクト 非図書資料の整理・修復等事業
http://www.lib.hit-u.ac.jp/service/kouenkai-pt/kouen_index.html

にまとまっている。

福田徳三(1874-1930)の手稿類はすでに整理の上保存措置がとられていたが、その存在がほとんど知られていないため、利用される機会は少なかった。平成19年度は講義ノートと原稿を中心に資料全体の1/3ほどをデジタル化し、メタデータを付与して大学の機関リポジトリHERMES-IRにて公開した。資料には赤ペン・赤鉛筆・青鉛筆での書き込みがみられる。そのため、これまでの教員の手稿類の場合とは異なり、撮影はカラーで実施した。これにより、ネット上で福田の思索の跡をたどることが可能となった。同時にこれらの資料を利用した福田徳三研究を推進するための研究会も発足し、『経済学全集』をはじめとした著書の電子化も行っている。平成20年度は、引き続き資料の撮影とHERMES-IRでの公開を行う。

一橋大学附属図書館 - 附属図書館後援会事業プロジェクト 非図書資料の整理・修復等事業
http://www.lib.hit-u.ac.jp/service/kouenkai-pt/kouen_index.html

ところで、

・平成20年度一橋大学附属図書館企画展示「福田徳三とその時代:日本における経済学の黎明」
http://www.lib.hit-u.ac.jp/service/tenji/fukuda/

から、

・福田徳三関係資料
http://hermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/da/handle/123456789/5488
一橋大学附属図書館 - 附属図書館後援会事業プロジェクト 非図書資料の整理・修復等事業
http://www.lib.hit-u.ac.jp/service/kouenkai-pt/kouen_index.html

あたりにリンクしておくといいだろう。そうすれば、企画展示に足を運べない人も福田徳三について一歩踏み込んで学ぶ機会を創れるし、機関リポジトリのプレゼンスを高めることにもなら。

福田徳三は知り合いのどなたかが研究テーマにしているような気がして、さらに探してみる。発見。田中秀臣さんだ。

・「福田徳三と中国」(Economics Lovers Live、2008-06-25)
http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20080625#p2