2008-11-24(Mon): 卒論・修論、シューカツもあるだろうけれど

先に週末土曜日のみ参加した

サイエンスアゴラ
http://scienceportal.jp/scienceagora/agora2008/

について書こうと思っていたのだが、終わったイベントよりは始まるイベントのほうがいまは優先度が高いので、タイトルに掲げたことを少々。

言いたいことは、シンプルにそのまま。

学部4年生は卒論、修士2年生は修論、学部3年生はシューカツと、学生・院生は追い込みの時期だろうけれど、もし、あなたが図書館情報学を学んでいる学生・院生なら、それはそれとして今週は横浜へ行こう。つまり、

図書館総合展
http://www.j-c-c.co.jp/library/

に足を運んでみよう、ということ。

全国図書館大会日本図書館情報学会の研究大会に参加した学生・院生も多いだろう。それで十分と思うかも知れない。でも、図書館総合展は国立・公共・大学・専門と、館種を問わず、あらゆる図書館が集まる場。それに加えて、図書館系の企業も多数参加する。言ってみれば事実上の全国大会だ。大学を出た後、図書館に関わっていく人もいれば、関わっていかない人もいるだろう。まだ研究を続けていくという人もいるだろう。いずれであれ、自分が学生・院生としての数年を費やしてきた図書館の世界はいまどんなプレゼンテーションを発揮しているのか、自分の目で確かめるまたとない機会になるはずだ。

ちなみに特に構えることはない。図書館総合展はビジネスショーという側面もある。客のつもりで気軽にのぞいてみる気分で十分。案外、どんな服装をしていけばよいかと気になるかもしれないが、それも気にしすぎる必要はない。ふだんと同じ格好で大丈夫。一つだけアドバイスすると、ブース見学の際は案外冷えるかもしれないので、一枚上に羽織るものを持っているとよいだろう。あとは、自分の名刺を持っていくこと。もし、まだつくったことがなければ、周囲で名刺を持っている学生・院生につくり方を教わろう。

フォーラムへの参加はまだ受け付けているところが多い。臆せずに参加しよう。主催者側は大勢の人に参加してもらいたいわけで、学生・院生は大歓迎なはずだ。フォラームの情報は、

・「図書館総合展フォーラムリンク集と図書館総合展の参加予定」(編集日誌、2008-11-18)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20081122/1227309877

にまとめているのでご参考に。

フォーラムに参加して、いやブースを回っているときも、気になったことがあったら積極的に質問しよう。何も遠慮することはない。ただし、その際はきちんと氏名と所属を名乗るのがマナーでありルールと思う。そして、名乗ることで自分もいい緊張感を持って質問できるはず。会場で見かけた人で挨拶してみたいと思ったときも同様。遠慮することはなにもない。「○○さんですよね?」「ご挨拶させてください」「○○大学の××と申します」と話しかけてみよう。よほど相手が急いでいない限り、きっと誰もが笑顔であなたに接してくれることだろう。大丈夫、大丈夫。もちろん、私をみかけた際は気軽に声をかけてほしい。私もみなさんに声をかけていただけたら、とてもうれしいし、大げさではなく光栄に思うだろうから。

図書館総合展の3日間の会期中の来場者は2〜3万人。そこにはあなたがふだんいる世界ではなかなか出合えない素敵な遭遇や発見がころがっているはず。研究室や図書館に籠りたい時期だろうけれど、逆にそんなときだからこそ気分転換や視野拡大のためにも図書館総合展に参加しよう。少なくとも私はみなさんとの出会いを楽しみに待っていますから。

・「第10回図書館総合展に向けて−ささやかな願い」(編集日誌、2007-11-12)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20071113/1194907239