2009-02-13(Fri): ライトニングトークのコツ?
・「第3回ARGカフェ&ARGフェスト@京都への招待(2/21(土)開催)」(編集日誌、2009-01-18)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20090119/1232321266
がほぼ1週間後に迫ったわけだが、
・「ライトニングトークの樹の下には魔性が潜んでおる。」(egamiday3、2009-02-10)
http://egamiday3.seesaa.net/article/113999365.html
に刺激されて一言メモ。
ちょうど登壇者向けにガイダンスを送るところなのだが、今回は以下のような注意点を挙げておいた。
- 話題は一つに絞り、内容を膨らませ過ぎない。
- 覚えやすいキメ・サビのワンフレーズは用意しておく。
- 続きは後で聞いてもらうという前提に立つ。
- アブストラクトではなく、イントロダクションと捉える。
- 大きな声で話し、早口にならない(マイクはありません)。
この中でも一番重要なのは、大きな声を出すではないかと思う。大きな声を出すと、どうしても話すスピードは落ちる。そうすると、おのずと話す内容を絞りこまざるを得なくなる。
もう一つ。3つ目の続きは後でというのも重要。4つ目のアブストラクトではなく、イントロダクションと捉えるともつながるが、ライトニングトークはあくまで聴衆の興味・関心を呼び覚ますきっかけだと思う。
これは第3回ARGカフェ&ARGフェスト@京都の当日に話そうと思っているのだが、このイベントはライトニングトークのARGカフェと、懇親会のARGフェストの2部構成になっているところがミソだと思っている。登壇者も参加者も、まずライトニングトークで自己紹介と持ちネタの披露をしておいて、詳しいところは懇親会で、となることを期待しているのだ。
もちろん、懇親会に参加できない方もいるが、ライトニングトークが次につながるきっかけになることは間違いない。そして、懇親会ではライトニングトークの登壇者を中心にところどころに、話の輪ができあがると理想的だ。さらに同じメンバーで固まってしまわないように、飲み物をカウンターまで取りに行かなければいけないアイリッシュパブを会場に選んでいる。飲み物のお代わりのタイミングで別の話の輪に加わることができるからだ。このイベントは実は場としてのアーキテクチャーをそれなりに考えているつもり。
すべてが期待通りにいくとは思わないし、予想外の反応があるのもまた楽しい。ともあれ、当日が多産的な場になればと願っている。