2009-03-02(Mon): 東アジア図書館協議会の日本研究資料委員会パネルディスカッションに参加予定−北米の日本研究司書に伝えたいこと

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第2回ARGカフェ&ARGフェストでライトニングトークにご登壇いただいたグッド長橋広行さん(ピッツバーグ大学東アジア図書館)らのお誘いで、

2009-03-26(Thu):
The annual meetings of the Council on East Asian Libraries (CEAL), Committee on Japanese Materials (CJM)
(於・シカゴ/Sheraton Hotel
http://www.eastasianlib.org/CEAL/AnnualMeeting/CEALMeetingSchedule/CEAL2009.htm

に参加させていただくことになった。日本の学術出版事情を話す予定。

・「図書館総合展3日目−第2回ARGカフェ&ARGフェストを開催」(編集日誌、2008-11-28)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20081130/1228038496
・Council on East Asian Libraries (CEAL)
http://www.eastasianlib.org/

基本的には、昨秋の大学出版部協会編集部会と、年頭の大学出版部協会電子部会で話した「インターネットの現在と未来、そして学術書の現在と未来」に準じた内容とするつもりだが、一つ考えていることがある。

・「大学出版部協会編集部会秋季研修会で講演」(編集日誌、2008-11-01)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20081103/1225678778
・「大学出版部協会電子部会で「インターネットの現在と未来、そして学術書の現在と未来」と題して講演」(編集日誌、2009-01-20)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20090123/1232665286

それは第2回ARGカフェ&ARGフェストのライトニングトークでグッド和代さん(ピッツバーグ大学付属図書館)が話された「日本の大学からのILL申し込みで困ること」のような有用性を持たせること。グッド和代さんのライトニングトークは、北米の司書だからこそ、日本のライブラリアンに伝えられる重要なエッセンスを含んでいたと思う。自分の話もこれにならって、日本の学術情報の観察者・批評者だからこそ、北米の日本研究司書に伝えられることを含むようにしたい。北米の日本研究司書が日本語書籍を選書する際に、また日本研究者を支援する際に、役に立つという視点と情報を提供できるようしっかりと調査をして渡米に備えよう。

さて、ここからは質問。特にこれをお読みの出版関係者や図書館関係者にうかがいたい。あなたが北米の日本研究司書に伝えたいことは何だろう? ご教示・ご示唆いただけるとありがたい。