2009-05-29(Fri): 英国旅行2日目−LSE図書館(英国図書館政治経済分館)

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所用で昨日からイギリスへ。可能な限り、英国内の図書館も訪ねる予定。

さて、今日は、

・The Library of the London School of Economics and Political Science (The British Library of Political and Economic Science)
http://www.lse.ac.uk/library/

に行ってみた。

LSEは政治経済を中心に社会科学に特化した世界有数の大学だけあって、当然図書館も社会科学の専門図書館として世界最大級。名前の通り、LSEの図書館であるのと同時に、英国図書館の政治経済部門を兼ねている。


ちなみに、建築はノーマン・フォスターという世界的に名高い建築家によるもの。写真を撮れなかったが、内部のらせん階段が有名。

ちなみにLSE周辺は相当な繁華街だが、一歩小路に入れば別世界の趣がある。都市型の大学としては理想的な立地だ。

街角には、LSEらしく経済に特化した書店があり、店頭ではLSEのメンバーの著作を紹介したりしている。

キャンパスの風景で最も印象的だったのは、通りに面して設けられた「discover LSE」というパネル群。

LSEの歴史や魅力を往時の写真などを使って手際よくまとめている。学生や教員の間で知識を共有し、記憶を共同し、大学というコミュニティーを生み出していく上での工夫といえるだろうか。もちろん、観光客にもうれしい。

最後に最も感心したパネルを一枚紹介しておこう。

LSEの構内各所に貼られていたのだが、構内のバリアフリーマップだ。この写真では少しわかりづらいかもしれないが、車いすマークがわかりやすく配置されている。

さらにもう一枚。買ったお土産だが、

LSE」の「L」「S」「E」がそれぞれポンド、ドル、ユーロになっているロゴデザインが秀逸なマグカップ