香川大学図書館、香川大学学術情報リポジトリを正式公開(2009-04-01)

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香川大学図書館が香川大学学術情報リポジトリを正式公開した(2009-04-01)。

香川大学学術情報リポジトリ
http://www.lib.kagawa-u.ac.jp/www/repository/repo_index.html
・「香川大学学術情報リポジトリの正式運用開始について」(香川大学図書館、2009-04-01)
http://www.lib.kagawa-u.ac.jp/www/repository/information/20090401.html
・「リポジトリホームページのリニューアルについて」(香川大学図書館、2009-03-04)」
http://www.lib.kagawa-u.ac.jp/www/repository/information/20090304.html
香川大学図書館
http://www.lib.kagawa-u.ac.jp/

また、正式公開に先立って、サイトをリニューアルし、「FAQ−質問集」と「著作権関連資料」を公開している。

しかし、リニューアルをし、さらに正式公開というには、サイトとしての出来があまりにお粗末ではないだろうか。

たとえば、

・一覧(ブラウジング
http://www.lib.kagawa-u.ac.jp/meta-bin/bs-brows.cgi?tlang=0
・環境法概論(1) / 中山, 充[紀要論文]
http://www.lib.kagawa-u.ac.jp/meta-bin/mt-pdetail.cgi?cd=00000566

といったページをみると、どこの大学のサイトなのか、さらには何というサイトなのかすら、わからない。他の機関リポジトリの中にも同様の指摘が当てはまるところがあるが、もう少し利用者目線でのサイトづくりを心掛けられないものだろうか。現状では、蔵書印のない書籍を書架に置いているようなものであることに、構築にあたっているライブラリアンたちには考えてほしい。

なお、正式公開にあたって、OLIVE(Open Library Archives of Kagawa University)という愛称をつけているが、この意味もぜひ一度ゼロから考え直すべきではないか。

・「機関リポジトリの愛称」(編集日誌、2007-12-20
http://d.hatena.ne.jp/arg/20071224/1198431856

・「香川大学図書館、香川大学学術情報リポジトリを試験公開(2008-12-03)」(新着・新発見リソース、2009-01-03 )
http://d.hatena.ne.jp/arg/20090103/1230972717