2010-04-23(Fri): 長尾真著『電子図書館』新装版(岩波書店、2010年)のこと、知的資源イニシアティブ(IRI)の総会、そして「本のある時間」連載第9回

電子図書館 新装版

朝から国立国会図書館に行き、現在進めている件について、館長の長尾真さんと打ち合わせ。その際に先日刊行された

・長尾真著『電子図書館』新装版(岩波書店、2010年)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000057030/arg-22/

のサイン本を頂戴した。

すでに同著は一度紹介しているが、ご恵贈いただいたということで、あらためて紹介しておきたい。

その後、青山に出て、

・知的資源イニシアティブ(IRI)
http://www.iri-net.org/

の総会へ。なお、すでに1回紹介しているが、知的資源イニシアティブ(IRI)が行うLibrary of the Year 2010の1次選考の推薦を5月10日(月)まで受け付けている。Library of the Yearは、これまでのところ、公共図書館が大賞に輝き続けているが、選考対象は、

  1. 今後の公共図書館のあり方を示唆する先進的な活動を行なっている。
  2. 公立図書館に限らず、公開された図書館的活動をしている機関、団体、活動を対象とする。
  3. 最近の1〜3 年間程度の活動を評価対象期間とする。

ということで、「公立図書館に限らず、公開された図書館的活動をしている機関、団体、活動を対象とする」としている。実際、これまで、

ジュンク堂書店 池袋本店
http://www.junkudo.co.jp/
渋沢栄一記念財団実業史研究情報センター
http://www.shibusawa.or.jp/center/

等が大賞候補になってこともある。ぜひ、ご推薦いただきたい。

Library of the Year 2010 候補推薦ページ
http://www.iri-net.org/loy/loy10recommend.html
Library of the Year (LoY) - "良い図書館を良いと言う"
http://www.iri-net.org/loy/
・「Library of the Year 2010、候補推薦の受付を開始、そして6/24(木)日本の MLA連携の方向性を探るラウンドテーブル IIのこと」(編集日誌、2010-04-12)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20100420/1271718716

さて、最後に本日公開となった記事を一本。

・「すべては一つの中心へ−ニューヨーク公共図書館 科学産業ビジネス図書館(Science, Industry and Business Library (SIBL), The New York Public Library)」(本のある時間、2010-04-23)
http://www.timewithbooks.com/monthly_special/06okamoto/vol09/p01/p01.html

なお、本文の末尾にも記したが、渡米中、Twitter経由で数々のアドバイスをくださった菅谷明子さんにあらためて感謝したい。

未来をつくる図書館―ニューヨークからの報告― (岩波新書)

・菅谷明子さんのTwitter
http://twitter.com/AkikoSugaya
・菅谷明子著『未来をつくる図書館』(岩波新書、2003年、 735円)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004308372/arg-22/