2010-09-11(Sat): Twitter授業を振り返る−大学授業へのTwitter導入例
大妻女子大学の「情報社会論」で行った授業へのTwitter導入の紹介記事を書いて過ごす。とある雑誌で機会をいただいたものだ。
・「情報求む−Twitterを大学の授業に導入した事例」(編集日誌、2010-08-16)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20100825/1282738741
にも幾つか情報をお寄せいただいた。その後、自分で調査したものも含め、ここに紹介しておこう。
- 日本女子大学夏期スクーリング「情報メディアの活用」(2010年度)
- 岡野裕行法政大学兼任講師による取り組み。通信教育のスクーリング授業。受講生はすべて社会人の女性。年齢構成は40代前後が中心で、60代から20代まで。全員がTwitterは初利用。講義終了後も、利用を継続している学生がいる。
- 慶應義塾大学「資料検索法」(2010年度)
- 市古みどり講師らによる取り組み。授業用の公式アカウントとハッシュタグを設定。
- 慶應義塾大学sfc noteプロジェクト(2009年度)
- 慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスにて学生有志によって実施。授業ごとにハッシュタグを決め、学生が自発的に運用。中心となっていた学生の卒業によって終了。
- 立命館大学「ゲーム製作実習」(2009年度)
- 嘉悦大学「情報メディア論」(2009年度)
- 松村太郎講師による取り組み。日本における教員主導のTwitter導入の先駆的事例としてテレビ等でも紹介。
- 京都造形芸術大学「情報メディア論」(2010年度)
- 中西洋一准教授による取り組み。250名の大講義で実施。
- 京都外国語大学「情報社会論」(2010年度)
- 村上正行准教授の取り組み。「twitterを活用した授業デザインと実践」として、教育システム情報学会第35回全国大会で報告もされている。
探せばまだいくらもあるだろうが、ひとまずこれくらいで。情報をお寄せいただいた方々に感謝。