2006-03-01(Wed): デジタルアーカイブのビジネスモデル

財団法人京都国際文化交流財団と日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)がデジタルアーカイブ事業で提携するという。日本HPのプレスリリースでは、提携のポイントが3点挙げられているが、なかでも

HPはプリンティング分野のみならず、サーバ、ストレージ及びシステム開発にまでいたる自社のポートフォリオを駆使し、文化財データの保存や文化遺産のオンデマンドプリンティングなど、財団とともに新しいビジネスモデルを研究・提案する。

と、具体的なビジネスモデルの構築に言及している点に期待させられる。保存を超えて、利用を視野に入れた、デジタルアーカイブの第一歩として記憶しておきたい。

・「HP、日本の文化遺産をNYで再現・デジタル技術駆使」(IT-PLUS、2006-03-02
http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?i=2006030203393ea
・「財団法人京都国際文化交流財団とHP 芸術文化遺産デジタルアーカイブ事業で提携」(日本ヒューレット・パッカード株式会社、2006-03-02
http://h50146.www5.hp.com/info/newsroom/pr/fy2006/fy06-065.html
・「芸術文化財を次世代に継承するHPイメージング&プリンティングソリューション」(日本ヒューレット・パッカード株式会社)
http://h50146.www5.hp.com/products/printers/designjet/dfa/
・日本ヒューレット・パッカード株式会社
http://www.hp.com/country/jp/ja/
・「屏風絵『堅田図』を大徳寺 瑞峯院 襖絵として高精細復元」(財団法人京都国際文化交流財団、2006-02-02)【PDF】
http://www.kyo-bunka.or.jp/pdf/20060202.pdf
・財団法人京都国際文化交流財団
http://www.kyo-bunka.or.jp/
・ARTEXPO
http://www.artexpos.com/