デジタルアーカイブ

長野県、長野県所蔵品アーカイブで資料を公開(2009-04-01)

長野県が長野県所蔵品アーカイブで新たに電子化した資料を公開した(2009-04-01)。・長野県が所有する資料を掲載しました http://www.pref.nagano.jp/kikaku/josei/da/kensyoyu.htm#kensyoyu ・長野県デジタルアーカイブ推進事業 http://www.pref.nagano.jp…

大阪府、おおさかアーカイブスを公開

大阪府商工労働部産業労働企画室バイオ・成長産業振興課が「おおさかアーカイブス」を公開した(2007-10-24)。大阪府が所有する歴史的価値のある絵画や貨幣、標本や拓本などを高精細な画像で公開している。また、電子化資料の公開にとどまらず、公開してい…

2007-05-04(Fri): アーカイブ構築の試み続々と−

朝日新聞がいち早く伝えたが、日本レコード協会、日本放送協会、日本音楽著作権協会、日本芸能実演家団体協議会、日本伝統文化振興財団、映像産業振興機構が共同して歴史的音盤アーカイブ推進協議会を設立するという。・「歴史の「音」DB化 東条英機のあいさ…

2007-03-31(Sat): 建築アーカイブの構想

日本経済新聞が日本建築家協会と金沢工業大学の協力による「JIA・KIT建築アーカイヴス」の設立構想を伝えている。 1920年代以降の建築が対象で、写真や設計図などの資料を収集・整理し、デジタル化するなどして保存。了承が得られた分は展示会やインターネッ…

2007-03-28(Wed): 最近の「デジタルアーカイブ百景」

サイト「アートスケープ」の笠羽晴夫さんの連載「デジタルアーカイブ百景」をまとめ読み。数か月分、呼んでいなかった……。・「残っていることへの感謝」(アートスケープ、2006-12) http://www.dnp.co.jp/artscape/artreport/hyakkei/0612.html ・「「今も…

2006-10-07(Sat): 笠羽晴夫さんの「デジタルアーカイブ百景」

解説のレビューはARGを待とう 「デジタルアーカイブ百景:いま大学図書館では」(図書館員もどきのひとり言、2006-07-22) http://liblog.seesaa.net/article/21403082.html ということなので、コメントしておこう。なお、笠羽さんの連載については、2006-08…

東京大学附属図書館、電子版黒木文庫を公開(2006-03-28)

東京大学附属図書館が電子版黒木文庫を公開した(2006-03-28)。同文庫は旧制東京高等学校教授だった黒木勘蔵さん(1882年〜1930年)の旧蔵書を収めたコレクションで、東京大学教養学部国文・漢文学部会が管理してきた。蔵書の中身は近世日本演劇と音楽に関…

東京大学附属図書館、鴎外文庫書入本画像データベースを公開(2006-04-03)

東京大学附属図書館が鴎外文庫書入本画像データベースを公開した(2006-04-03)。東京大学総合図書館が所蔵する森鴎外の旧蔵書コレクションを収めた鴎外文庫のうち、主に森鴎外の自筆写本や書入本を電子化している。・鴎外文庫書入本画像データベース http:/…

東京大学大学院情報学環、第一次世界大戦期プロパガンダ・ポスター・コレクションを公開(2006-04-04)

東京大学大学院情報学環が第一次世界大戦期プロパガンダ・ポスター・コレクションを公開した(2006-04-04)。このポスター・コレクションは、同学環が所蔵するもので、現在661点が電子化されている。5年を要した電子化にあたっては、ポスターの印刷方法を確…

国立民族学博物館、ネパール写真データベースを公開(2006-04-12)

国立民族学博物館がネパール写真データベースを公開した(2006-04-12)。データベースに収められた写真は1958年の「西北ネパール学術探検隊」(隊長:川喜田二郎さん)に参加した高山龍三さんらが現地で撮影した3,584点と、同隊がネパールで収集した標本資料…

2006-04-07(Fri): 利用されるデジタルアーカイブ

デジタルアーカイブはほうぼうで構築・公開はされるものの、利用・活用は決して活発ではない。が、京都新聞が伝えるように、なかばビジネスとして成功しているケースもある。記事中では詳しくふれられていないが、京都国際文化交流財団が運営するデジタルア…

2006-03-19(Sun): 秀逸な名前 −ありのままの熊本アーカイブス

ありのままの熊本アーカイブスという熊本県が運営するデジタルアーカイブの存在を知った。すみずみまで見渡したわけではないが、よくできていて便利そうだ。さて、名前がすばらしい。「ありのままの熊本アーカイブス」。名は体を現すというほどには、まだア…

2006-03-22(Wed): 広島市デジタル移民博物館の一時閉鎖をめぐって

ブラジルで発行されている日本語とポルトガル語のバイリンガル紙「ニッケイ新聞」が、先日本誌でも紹介した広島デジタル移民博物館の内容に問題が多いことを伝えている。調べてみると、地元の中国新聞も「移民博物館ミス多発 広島市開設」(2006-03-18)と、…

2006-03-01(Wed): デジタルアーカイブのビジネスモデル

財団法人京都国際文化交流財団と日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)がデジタルアーカイブ事業で提携するという。日本HPのプレスリリースでは、提携のポイントが3点挙げられているが、なかでも HPはプリンティング分野のみならず、サーバ、スト…

青森県板柳町、広報紙・デジタルアーカイブを公開

青森県板柳町が広報紙・デジタルアーカイブを公開した(公開日不明)。1951年の創刊以来、月刊で発行されてきた町の広報紙が電子化されている。残念ながら一部の号は元の冊子がないのか、電子化されず欠落している。おそらく町内に毎号欠かさず手許に保存し…

広島市、広島市デジタル移民博物館を公開

広島市が広島市デジタル移民博物館を公開した(2006-02-08)。広島市が収集した広島県出身の海外移民の資料約2200点を電子化している。広島県は実に11万人が海外に移住した最大の移民県で、今回電子化されたのは、過去に広島市が博物館建設のために収集した…

東洋文庫、所蔵画像データベースを公開(2005-11-07)

財団法人東洋文庫が所蔵画像データベースを公開した(2005-11-07)。データベースは同文庫が所蔵するモリソン文庫の西洋版画、彩色画、古地図、岩崎文庫の名所江戸百景、梅原考古資料を電子化したもの。分量が多い梅原考古資料については検索してデータを引…

国立民族学博物館、アクセサリー・身装文化ディジタルアーカイブを公開

国立民族学博物館が、アクセサリー・身装文化ディジタルアーカイブを公開した(2005-10-07)。これは、同館の久保研究室(1995年度までは大丸研究室)と大阪樟蔭女子大学高橋研究室が共同で作成したもので、データ分析と構造設計は、高橋晴子さん(大阪樟蔭…

2005-09-01(Thu):

防災の日。なぜ、関東大震災に特化したデジタルアーカイブがないのだろうか。国立科学博物館や横浜市中央図書館、土木学会附属土木図書館がそれぞれ資料の電子化を行っているが、政府が事業として取り組むべきことではないか。防災の日だけ、催しを集中的に…

2005-08-14(Sun):

東海日日新聞社の報道によれば、豊橋市が構築を予定している「とよはしアーカイブス」のための資料提供を市民に呼びかけている。昔の市内の様子を写した写真を市民から集め、デジタルアーカイブ化するようだ。アーカイブ構築の素材となる写真の収集段階から…

2005-07-24(Sun):

ふれるのが遅くなってしまったが、先月末に元文部事務次官・木田宏さんが83歳で亡くなった。個人的には、教育雑誌の編集者をしていたときの執筆者の一人である。だが、なによりも教育委員を公選制から任命制へと変更した地方教育行政法に関与するなど、戦後…

横浜市立図書館、Yokohama's Memory 都市横浜の記憶を公開

横浜市立図書館が、「Yokohama's Memory 都市横浜の記憶」を公開した(2005-04-04)。幕末の開港期から現代までの横浜の歴史を画像資料と歴史地図、年表で追体験できる。浮世絵、絵葉書、絵図などの画像情報と、書誌や目次、基本資料の全文などの文字情報が…

デジタルアーカイブ推進協議会(JDAA)、解散

デジタルアーカイブ推進協議会(JDAA)が解散し、サイトも閉鎖された(2005-06-30)。ただし、同協議会のサイトの一部はデジタルコンテンツ協会のサイト内で、デジタルアーカイブ推進協議会(JDAA)関連情報として引き続き公開されている。今回の対応は、すべ…

福岡県立図書館、「日本動物誌」と「日本植物誌」を公開

福岡県立図書館が、同館が所蔵するシーボルトコレクションから、「日本動物誌」と「日本植物誌」を電子化し、公開した(公開日不明)。筆者のシーボルト(Philipp Franz Balthasar von Siebold)は、幕末に来日したドイツ人。日本史上は西洋医学を持ち込んだ…

立教大学、乱歩と江戸文学を公開

立教大学が乱歩と江戸文学を公開した(2005-07-08)。これは同大立教キャンパスに隣接する旧江戸川乱歩邸に残された推理小説作家・江戸川乱歩の旧蔵書について、同大の渡辺憲司さん(文学部日本文学科教員)が動画で解説するもので、旧江戸川乱歩邸の内部の…

神奈川県立図書館、神奈川県立図書館所蔵「浮世絵」デジタル・アーカイブを公開

神奈川県立図書館が、所蔵する浮世絵を収めたデジタルアーカイブを公開した(2005-04-15)。電子化されたのは、源頼朝、源義経、鎌倉、江ノ島を描いた江戸時代の浮世絵31点。・神奈川県立図書館所蔵「浮世絵」デジタル・アーカイブ http://www.klnet.pref.ka…

北東アジア・データベース研究会、戦前期東アジア絵はがきデータベースを公開

北東アジア・データベース研究会(代表:貴志俊彦さん)が、戦前期東アジア絵はがきデータベースを公開した(公開日不明)。戦前の「日本内地」「朝鮮」「台湾」「樺太」「満洲」「中国」「南洋」「極東シベリア」を題材にした絵葉書約2000点を収録している…

神戸大学附属図書館、所蔵貴重書「浄土寺縁起」を公開

神戸大学附属図書館が所蔵貴重書「浄土寺縁起」を公開した(2004-03-22)。浄土寺は兵庫県小野市の寺院で、奈良・東大寺の大仏再建で知られる鎌倉時代初期の仏僧・重源が建立したという。電子化された「浄土寺縁起」は、この浄土寺の起源や沿革を記したもの…

神戸大学附属図書館、渋谷文庫−旧日本海軍造機技術資料−を公開

神戸大学附属図書館が神戸大学附属図書館デジタルアーカイブで渋谷文庫−旧日本海軍造機技術資料−を公開した(2005-02-02)。渋谷文庫は渋谷隆太郎さんが収集した旧海軍技術資料で、その一部が神戸商船大学(神戸大学との統合により現在は神戸大学海事科学部…

神戸大学附属図書館、住田文庫にデジタル化資料高精細画像(ZOOMA対応版)を追加

神戸大学附属図書館が、海運研究者住田正一さんの海運海事史関係の旧蔵書を収めた住田文庫に、デジタル化資料高精細画像(ZOOMA対応版)を追加した(2004-12-27)。また、すでにデジタル化資料高精細画像(ZOOMA対応版)も公開されている(2004-03-24)。・…