2006-06-25(Sun): これから公開される学術サイト

東京新聞2006-06-25)が「弘道館の歴史資料 デジタル化 常磐大とタイアップ 今秋にはネットでも」と伝えている。水戸藩の藩校として知られる弘道館が所蔵する資料が常磐大学の協力のもと、デジタル化されるという。記事にあるように、今秋にはインターネットでもう公開されるという。楽しみにしたい。
常々思うのだが、これから公開される学術サイトの情報をあらかじめ得るにはどうすればいいだろうか。こう思うのは、非常に優れた資料であるにも関わらず、公開後の広報が行き届かず、一般の市民に対してどころか、研究者にすら知られていないサイトが少なくないと感じられるからだ。たとえば、ACADEMIC RESOURCE GUIDEの場合、事前に情報が公開されていれば、そしてそのお知らせをいただいていれば、公開にあわせて誌面で紹介できるのだが、なかなかそういう機会はない。なぜだろう?
 実際、私もいまぱっと思い出せる限りでは、今後公開予定のものとしては、
・『日本の参考図書』Web版(レファレンス高度化研究グループ)
・幕末明治辞書コレクション(明治学院大学図書館)
くらいしか思い浮かばない。残念。

ともあれ、これから公開予定がある方、ぜひ事前にお知らせいただけるとうれしい。もちろん、個人・団体は不問である。

・「弘道館の歴史資料 デジタル化 常磐大とタイアップ 今秋にはネットでも」(東京新聞2006-06-25
http://www.tokyo-np.co.jp/00/ibg/20060625/lcl_____ibg_____000.shtml