2006-10-25(Wed): マルチメディア民族学

師茂樹さんらの花園大学文学部史学科情報歴史学コースと情報歴史学研究会のためのブログ「情報歴史学研究室」のエントリー「マルチメディアによる民族学」(2006-10-24)で知った興味深い資料。

大森康宏編「国立民族学博物館調査報告(Senri Ethnological Reports)」35「マルチメディアによる民族学
http://www.minpaku.ac.jp/publication/ser/35.html

大森康宏「まえがき」
牛島巌「ハイパーメディア民族誌への初歩的な試み −フィリピン・レイテ島北部マリピピ島の陶工と交易商人」
大森康宏「民族誌映画を用いたマルチメディアによる研究発表」
末成道夫「ベトナム民族誌のマルチメディア的形態をさぐる −大森康宏教授「新しい視覚情報開発のための民族誌映画の分析と活用」プロジェクトに参加して」
園田直子「CD-ROMを保存科学に応用する可能性 −「繊維製品の保存マニュアル」を作成して」
舘入慧雨「消え残した江戸文化 −次世代への伝承経路」
波多野宏之「『パリのアート・ライブラリー』の試み」
茂木栄「映像民俗学のこれから −映像資料の電子メディア活用の試み」
森田恒之「文化財の除錆技術 −マルチメディアを利用した保存修復技術のための教科書作成の試み」
山下晋司「文化人類学における視聴覚教育の可能性 −CD-ROM版「『楽園』の創造 ─ バリにおける観光と伝統の再構築」によせて」
山中速人「空間モデルとしてのアフプアアの再現 −3次元グラフィックスによるハワイ先住民の伝統的居住地域空間の再現」
祖父江孝男「放送大学の教育における文化人類学関係の映像が果たす役割」
大森康宏「あとがき」

これは読んでみたい。
ちなみに、マルチメディア民族学としては、湖中真哉さんの取り組みがサイトで公開されている。こちらも必見。

・「マルチメディアによる民族学」(情報歴史学研究室、2006-10-24
http://ihistory.blogspot.com/2006/10/blog-post_116169428100537846.html
・湖中研究室アフリカ民族誌(湖中真哉さん)
http://africa.u-shizuoka-ken.ac.jp/