青空文庫、著作権保護期間の延長を行わないよう求める請願署名を開始(2007-01-01)

インターネットの電子図書館青空文庫が「著作権保護期間の延長を行わないよう求める請願署名」を開始した(2007-01-01)。現在、著作権の保護期間を現行の作者の死後50年から、作者の死後70年へと延長するべきか否かが議論されている。青空文庫はこれまで一貫して延長を望まない旨を表明してきたが、ここに至って明確な反対運動を起こすことになったようだ。
この問題は青空文庫に限られたことではなく、文学作品の電子化にあたってきた研究者にとっても他人事ではない。また、日々著作物を生み出す研究者という職業のあり方にも大きく影響するだろう。研究者の声をぜひ聞きたい。

著作権保護期間の延長を行わないよう求める請願署名
http://www.aozora.gr.jp/shomei/
・「著作権保護期間延長反対署名活動の開始」(そらもよう、2007-01-01
http://www.aozora.gr.jp/soramoyou/soramoyouindex.html#000202
・「全書籍電子化計画と著作権保護期間の行方」(そらもよう、2006-01-01
http://www.aozora.gr.jp/soramoyou/soramoyou2006.html#000174
・「著作権保護期間の70年延長に反対する」(そらもよう、2005-01-01)
http://www.aozora.gr.jp/soramoyou/soramoyou2005.html#000144