東京大学附属図書館と東京大学情報基盤センター、平賀譲 デジタルアーカイブを公開(2008-04-01)

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東京大学附属図書館と東京大学情報基盤センターが「平賀譲 デジタルアーカイブ」を公開した(2008-04-01)。

平賀譲 デジタルアーカイブ
http://rarebook.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/hiraga/
・「平賀譲 デジタルアーカイブ」の公開 (東京大学附属図書館、2008-04-01)
http://www.lib.u-tokyo.ac.jp/koho/news/news/fuzokuto_08_04_01-1.html
東京大学附属図書館
http://www.lib.u-tokyo.ac.jp/
東京大学情報基盤センター
http://www.itc.u-tokyo.ac.jp/

平賀譲1878年〜1943年)は戦艦大和等の戦前日本の主要な艦艇の計画・建造に携わった海軍造船官で、後に海軍造船中将や第13代東京帝国大学総長(1938年〜1943年)を務めている。このデジタルアーカイブでは、平賀が遺した艦艇計画・建造関係の技術資料等、約4万点を収めている。資料の大部分は造船関係の技術資料だが、中には大正時代に行われた講演「列強軍艦設計ノ大勢ニ就テ」の原稿等も含まれている。

なお、デジタルアーカイブの元となった平賀文書の受け入れと整理、そして電子化の過程については、

・平賀文書の受け入れ・整理の経過
http://rarebook.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/hiraga/explanation.html#2

に詳しい。ここで詳しく語られているが、2004年から2005年にかけては東京大学の学生グループにより、

・平賀文書の整理
http://www.nakl.t.u-tokyo.ac.jp/hiraga/

としてまとめられた研究と電子化が行われている。このグループの学生の氏名は、

・スタッフと謝辞
http://rarebook.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/hiraga/explanation.html#4

に掲載されている。また、実際にデジタルアーカイブの構築にあたった方々の氏名も明記されている。

・「すべての学術資源にクレジットを入れよう」(編集日誌、2006-11-29)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20061201/1164907865