2008-07-26(Sat): 日本公共政策学会2008年度研究大会で「図書館政策」セッションが開かれる

2008-07-24(Thu)〜2008-07-25(Fri):
平成20年度専門図書館協議会全国研究集会
(於・京都府同志社大学今出川キャンパス、京都リサーチパーク
http://www.jsla.or.jp/1/13/13-2.html

片山善博さんが基調講演で、日本公共政策学会の今年の大会で図書館が取り上げられたと話していた。

・「専門図書館協議会全国研究集会に参加−1日目」(編集日誌、2008-07-24)
http://d.hatena.ne.jp/arg/20080726/1217076216
・日本公共政策学会
http://www.ppsa.jp/

早速調べてみる。発見。

・日本公共政策学会2008年度研究大会
http://www.ppsa.jp/nenpotaikai.html#2008taikai_prog

で、「図書館政策」というセッションが開かれている。内容は以下の通り(敬称略)。

企画委員長の辻中豊さん(筑波大学)が「企画の趣旨」で、「あまりこれまで問題として認識されなかった図書館政策」と述べており、日本公共政策学会としても意欲的な取り組みだったようだ。

ちなみに発表者の一人である萩原幸子さんは

図書館の経営評価―パフォーマンス指標による新たな図書館評価の可能性 (シリーズ・図書館情報学のフロンティア)

日本図書館情報学会研究委員会編『図書館の経営評価−パフォーマンス指標による新たな図書館評価の可能性』(勉誠出版、2003年、2415円)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4585002286/arg-22/

に、「ニュー・パブリック・マネジメント論と公共図書館経営論」を書いている。また、司会を務めた初谷勇さんは、

2007-10-18(Thu)〜2007-10-19(Fri):
平成19年度地方議会図書室等職員セミナー「地方分権時代における議会図書室の可能性」
(於・東京都/都道府県会館
http://blog.goo.ne.jp/sentokyo/e/271b9ed580e78297d9ffb636ec6b190a

で「図書館政策と議会図書室」という講演をしている。

これまで自分自身もあまり気にしていなかったが、政治・経済・行政の諸分野での図書館の扱われ方に留意していこう。

また、以下のような資料も見つけた。

松本直樹「研究文献レビュー:公共図書館政策の研究動向」(CA1649)(「カレントアウェアネス」294、2007-12-20
http://current.ndl.go.jp/ca1649

screenshot

・Dice's Library Index
http://www.mnet.ne.jp/~dice/

特にDice's Library Indexにある

・宮崎県議会における図書館関連質問
http://www.mnet.ne.jp/~dice/libmzk/council/

には感心。世の中には卓越した方がいらっしゃるものだ。